マック (ゲール語)

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マックマク (mac) は、ゲール語アイルランド語スコットランド・ゲール語など)で、本来は「息子」を意味した言葉。ただし、現代のアイルランド語やスコットランド・ゲール語ではその意味では使われず、の一部としてのみ使われる。

目次

[編集] 使用法

本来は父称に使われ、たとえば、ケルト神話の神であるマナナン・マクリル (Manannan Mac Lir) は「リル (Lir) の息子のマナナン」を意味する。なお、Macの意味は「~の息子」だと言われることがあるが、文法的には正しくない。Mac LirのLirは属格で、こちらが「リルの」を意味する。

アイルランド語とスコットランド・ゲール語では現在もこのようにMacを単独の語として書くが、英語ではMac-を接頭辞として使い、続く言葉を含めて1語とする。たとえばゲール語の「Mac Néill」(NéillはNeilの属格)は、英語では「MacNeil」となる。接頭辞はMac-のほかに、省略形のMc-、Mc-、M’-が使われることもあるが、発音はMacはマック、Mcはミック。多くの場合、日本語ではMcをマックと称してあるが、間違いである。、辞書などでソートされるときは全て「Mac-」の位置に並べる。Mac-の次の文字は大文字のことも小文字のこともあるが、省略形を使った場合は次は大文字である。

英語では、Mac-で始まる語や、Macそのものが、男性名にも使われる。

[編集] 類似の単語・接辞

アイルランド語では、Macと同様に姓の一部として使われる語に、Uí(息子)、Ó(Uíの変化形)、Nic()、Ní(孫娘)、Mhic(娘婿)、Bean()、Maol(奴隷)がある。Óは特に多く使われ、英語の姓にも多い。

ゲール語以外で息子を表す語では、-son(英語)、-sohn(ドイツ語)、-sen(北欧語)、fitz-(ノルマン語)、-ez(スペイン語)、-opoulos(ギリシア語)、-oğlu(トルコ語)、-yan(アルメニア語)が姓に使われる。

[編集] 他の意味

[編集] マックで始まる主な姓

綴りやカナ表記は一例。「Mac」を除いた部分の50音順。

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