マダラコウラナメクジ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
マダラコウラナメクジ
Great Grey Slug, curled up.jpg
マダラコウラナメクジ
分類
: 動物界 Animalia
: 軟体動物門 Mollusca
: 腹足綱 Gastropoda
亜綱 : 有肺亜綱 Pulmonata
: 柄眼目 Stylommatophora
: コウラナメクジ科 Limacoidea
: Limax
: マダラコウラナメクジ
L. maximus
学名
Limax maximus
(Linnaeus1758)
和名
マダラコウラナメクジ
英名
Great grey slug
Great slug
Leopard slug

マダラコウラナメクジ(斑甲羅蛞蝓、Limax maximus)は、軟体動物門柄眼目コウラナメクジ科に分類されるナメクジの一種。日本にはもともと分布していない外来種である。

分布[編集]

原産は主にヨーロッパ。北米では1867年のフィラデルフィアで発見される。このほか、南米、南部アフリカ、オーストラリアなどにも侵入している。2006年に日本でも茨城県土浦市で発見され[1][2]、島根県・長野県などで確認されている[3] [4]

特徴[編集]

成体の体長は10-20cmである。 体の色は、薄い灰色、灰色、茶色または時々 黄色がかった白色などである。縦に染みまたは黒のまだら(斑)がある。

同時的雌雄同体であり、頭部から生殖器を出して、交尾をする。

外来種問題[編集]

日本への侵入経路は不明であるが、輸入観葉植物などと一緒に卵などが運び込まれた可能性が推測されている[3]。また、国立環境研究所の日本の外来種の『侵入生物データベース』では、過去に定着していた侵入生物とされている[5]。一方、2006年に最初に発見された茨城県土浦市では若齢個体を中心とした多数の個体が見られることや、複数年にわたって確認されていることから、野外で繁殖していることは疑いないと考えられている[1]

参考文献[編集]

  1. ^ a b 長谷川和範・福田 宏・石川 旬,2009.マダラコウラナメクジの日本国内への定着.ちりぼたん 39(2): 101-105.
  2. ^ メールマガジン :: マダラコウラナメクジ 国立科学博物館 動物研究部 長谷川和範
  3. ^ a b 朝日新聞デジタル:ヒョウ柄の大型ナメクジ、日本上陸 農作物被害に懸念 - 社会2013年6月24日17時4分
  4. ^ 飯島国昭・福本匡志・湊 宏,2013.マダラコウラナメクジが長野県佐久地方にも出現する.かいなかま 47(2): 1-4.
  5. ^ 日本の外来種全種リスト - 侵入生物データベース 2013年6月25日閲覧。