ポール・ロワイヤル文法

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索

ポール・ロワイヤル文法フランス語: Grammaire de Port-Royal 出版題: フランス語: Grammaire générale et raisonnée contenant les fondemens de l'art de parler, expliqués d'une manière claire et naturelle(一般・理性文法、附 明確で流暢な説明での話術の基礎))は、言語哲学における先駆的著作である。アントワーヌ・アルノークロード・ランスロ英語版)の手になる著作で、ポール・ロワイヤル論理学の言語学側の対をなす。この通称は、両者が属していたジャンセニスムの中心であったポール・ロワイヤル修道院にちなんでいる。この書は、ルネ・デカルトの『精神指導の規則』につよい影響を受けており、ノーム・チョムスキーによって、デ・カルト派言語学の最良のものという評価を受けている。この書の主題は、「文法とは、単純に、精神活動の一部であって、精神活動とは普遍的なものである;すなわち、文法は普遍的である」ということを論ずることにある。

日本語訳に、『ポール・ロワイヤル文法 : 一般・理性文法』(南舘英孝訳、大修館書店、1972)がある。

参考文献[編集]