ポール・ポジション (映画)

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ポール・ポジション
Formula uno, febbre della velocità
監督 マリオ・モッラ
オッタヴィオ・ファブリ
オスカー・オレフィッチ
音楽 グイド&マウリツィオ・デ・アンジェリス
撮影 エンニオ・グァルニエリ
ヤン・デ・ボン
ダニロ・デジデリ
ジョン・ジョプソン
編集 マリオ・モッラ
製作会社 レーシング ピクチャーズ
配給 東映洋画
公開 日本の旗 1978年9月15日
製作国 イタリアの旗 イタリア
言語 イタリア語英語
次作 ポール・ポジション2
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ポール・ポジション』(原題:Formula uno, febbre della velocità / 英語原題:Speed Fever)は、1978年イタリア映画

概要[編集]

1970年代のF1グランプリの裏側を捉えたドキュメンタリー映画だが、現役のレーシングドライバーはもちろんのこと、有名人が多数出ているのも特徴である。現在では事故を中心に扱った事からモンド映画として数えられている。レーサーの苦悩や家族、西ドイツやアフリカでのグランプリでの大事故を映し出し、トム・プライスの死やその他のレースのクラッシュシーンなどを描いている。

1980年には続編の『ポール・ポジション2』も製作され、1987年の『グッバイ・ヒーロー』には、本作の映像がそのまま流用された。

あらすじ[編集]

女優のシドニー・ロームニキ・ラウダに電話をかけ、「台本無しでF1ドライバーにインタビューする映画を撮影するのでアドバイスして欲しい」と依頼するシーンから始まり、二人はローマ空港で合流する。その後はシドニー・ロームが実際に1978年シーズンのF1グランプリを取材したドキュメンタリー映画となり、彼女による多数のインタビューとニキ・ラウダのストーリーを中心にF1の世界が描かれる。

使用された記録映像[編集]

その他、アメリカのドラッグレースストックカーレースラリーカーレース、1950年~1960年代のF1レースの様子、ジェームズ・コバーンマリオ・アンドレッティバーニー・エクレストンジェームズ・ハントジョン・ワトソンエディ・チーバーエマーソン・フィッティパルディマウロ・フォルギエリリカルド・パトレーゼジル・ヴィルヌーブルカ・ディ・モンテゼーモロサンドロ・ムナーリジャッキー・イクススターリング・モスの当時の映像が紹介される。

スタッフ[編集]

  • 監督・編集:マリオ・モッラ
  • 原案:ピエトロ・リッゾ、オスカー・オレフィッチ
  • 撮影:エンニオ・グァルニエリ、ヤン・デ・ボン、ダニロ・デジデリ
  • 音楽:グイド&マウリツィオ・デ・アンジェリス兄弟

出演[編集]

レーサー
ゲスト

関連項目[編集]

外部リンク[編集]