ポリフェム (ミサイル)

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ポリフェム-エス(2002年)

ポリフェム(Polyphem)はヨーロッパEADSを中心に開発されていた多目的誘導ミサイル光ファイバーを用いた有線赤外線画像誘導方式のミサイルであり、地対地ミサイルとしての使用のほか、ヘリコプターなど低速飛行目標に対する攻撃も検討されていた。1994年より開発が進められていたが、2003年にキャンセルされている[1]

赤外線シーカーを先端部に有し、胴体後部に安定翼及び操舵翼を有する。初期加速には固体ロケットブースターを用いるが、巡航時はターボジェットエンジンを用い航続距離を得ている。中間誘導にはグローバル・ポジショニング・システムまたは慣性誘導が用いられ、最終誘導時には赤外線画像誘導となる。自動目標選択も可能であるが、シーカーの画像は光ファイバー(伝送速度200 MBit/s)により発射母機にも中継されるため、手動誘導などによる妨害排除も可能である。

艦載型としてポリフェム-エス(Polyphem-S)も検討されており、ブラウンシュヴァイク級コルベットに搭載し、対地のみならず対艦対空攻撃も構想にあった。

要目(計画値) [編集]

  • 射程: 最大 60 km
  • 飛行速度: 430—650km/h
  • 飛行高度:20-600m
  • 重量:130kg
  • 全長: 2.70 m
  • 弾頭重量: 最大20 kg

注釈 [編集]

関連項目 [編集]