ポピーザぱフォーマー
『ポピーザぱフォーマー』(POPEE the ぱフォーマー)は、瑞鷹(ズイヨー)とキッズステーションが製作したCGアニメ。
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[編集] 概要
2000年春からキッズステーションで放送。キャラクターや背景が全て3DCGで描かれている、1話5分(本編4分)の短編作品。この作品には台詞はなく、キャラクターボイスや字幕が基本的には一切無いのが特徴である。
キッズステーション内での初期のCGアニメなので、放送初期は簡単な説明番組を清水香里と青柳常夫が出演し、何度か放送されていた。
また、原作者である増田龍治・増田若子による漫画化作品が講談社「月刊マガジンZ」で連載されていた。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。免責事項もお読みください。 →[記述をスキップ]
[編集] 作品内容
見習いクラウンの「ポピー」と仮面を被った謎の動物「ケダモノ」らによる、シュールでブラックなドタバタギャグコメディである。
爆弾を炸裂させる・やたらと凶器を振り回して登場人物を切断する・登場人物を銃で射殺する・登場人物を食べるなど、ブラックユーモアとはいえ、子どもには刺激が強い、残虐な表現もある。このため、子ども向けと謳っている「キッズステーション」では放送を差し控えた回も数話存在している(後述参照。DVDには収録されている)。だが、デザインと3DCGの特性を生かした演出の妙で、それをシュールな不条理ギャグへと転化させている。
第11話「SWALLOWER」はポピーが剣で串刺しになり、大流血するというあまりに過激な内容だったため、キッズステーションでは未放送である。また第27話「KNIFE GAME」はカエルがナイフで切り刻まれてしまうという内容だったため、キッズステーションはこの回の放送を自粛した。
[編集] 登場キャラクター
基本的に、この作品には鮮明なセリフ描写はないが、最終回のみカエルがセリフを喋っている(声優は不明)。ただし、パオラの雄たけび、ポピーが何か重いものを持ち上げた時などには言葉にできない声を聞く事ができる。また、11話ではポピーが一度だけ笑い声を出した事がある。
- ポピー
- ヴォルフサーカス団の見習いクラウンで、17歳の男の子。ピンクのウサ耳付きの被り物に、赤白ストライプ、三本指手袋と尻尾付きの全身タイツ。毎日様々な芸を磨くが、失敗してはトラブルを繰り返してばかり。かなりのマイペースで、自分の身を守るためには手段を選ばない暴走型。子供のように単純で、無邪気といえば無邪気だが、嫉妬深く残酷な面もある。被り物が大切のようで、特に耳を引き千切られると激怒する(逆に自ら千切る場合もある)。
- 名前の由来はヒナゲシを意味する「poppy」。
- ケダモノ
- ポピーの助手。オオカミの子どものようだが詳細不明。常に被っている仮面は何枚も重なっており、感情の変化に合わせた表情が下の仮面に現れ、表層のものは次々落ちて新しいものに変わる。だが仮面の行方は不明。仮面が顔の表情の代わりとなっていて、干されていることも。お人よしで繊細な心を持つ。また臆病であり友達思いな面もあるが、好物のフライドチキンを見ると何もかも見捨てて飛びつく浅ましい一面も。毎日ポピーに振り回され、騒動に巻き込まれる損な役回りだが、食欲がらみで暴走したときは、宇宙人すら手に負えなかった。特にパントマイムを得意とし、全体的にポピーより芸が1枚上手なことが多く、嫉妬されたのが原因で多くの騒動がおきている。意外に機転が効き、騒動でポピー、パピーが死亡する回でも、彼だけ生存して幕を引くことが多い。最終回ではカエルに素顔を見られ、お母さん似と言われるが、母親が未登場なため具体的には何もわからなかった。
- パピー
- 2クール目から登場の、太陽の被り物をした、一応ポピーの父。ポピーは、自分の父親は絶対他にいると信じている。いつも飄々としていて、完全なるマイペース。まわりの状況や迷惑をいっさい顧みず、わが道を進む。ポピーが幾度亡き者にしようとしてもケダモノと瞬時に入れ替わる、ポピーの繰り出した巨大ナイフによる斬首を避けるために首を外すなど、その不可解な行動原理はポピーをも混乱させる。オカマっぽいクネクネとした踊りや歩き方が特徴。
- カエル
- 気づくと近くにいる存在。ポピー・ケダモノ・パピーの騒ぎに巻き込まれて死亡する回も多いが、いたってクール。彼(?)は今日も跳ね続ける。登場人物の中で唯一言葉を発したことがある。
- 観客
- 壁に描かれている人の絵。ヴォルフ・サーカス団にとって唯一の観客で、たまに幻聴のような歓声が聞こえる。
- パオラ
- パピーと共に登場した、頭は生きた象、胴体は車の乗り物。パピーやケダモノとは仲がよいが、ポピーとはイマイチ。頭が本体らしい。
- 宇宙人
- グレイ型の宇宙人で、普段は大気圏外の空飛ぶ円盤の中で暮らしている。たまに登場しては、酷い目にあっている。パピーとは大学時代に知り合ったらしい。
- 神
- サーカスの外の砂漠に横たわる、巨大な頭部だけの石像。目から破壊光線を出す、時を止める時計を授けるなどして、ケダモノをポピーの魔の手から救う。ただし、ケダモノ自身も悪さをすると、彼にも鉄槌が……。登場回数は少ない。
以上で物語・作品・登場人物に関する核心部分の記述は終わりです。
[編集] スタッフ
- 原作 - 増田龍治、増田若子
- 監督・脚本・演出 - 増田龍治
- キャラクターデザイン・美術設定 - 増田若子
- 編集・モデル制作 - 村井昌平
- CGアニメーション - 村井昌平、伊東敬之
- 音楽 - 手塚理
- スーパーバイザー - 吉田健次郎
- 制作 - 添田弘幸、高橋茂美、高橋友茂
- 製作 - 瑞鷹(ズイヨー)、キッズステーション、日本コロムビア
[編集] 主題歌
- オープニングテーマ・エンディングテーマ「POPEE the クラウン」
- 作詞 - 平出よしかつ / 作曲・編曲 - 手塚理 / 歌 - 青柳常夫(日本コロムビア)
- 本編で使われたオリジナルバージョンと日本語翻訳バージョンの2種類が存在する。
[編集] 放送局
BS局BS-i、地上波局tvkやチバテレビ、サンテレビ、テレビ北海道などでも後に放送されていた。2007年3月よりバンダイチャンネルキッズにてインターネット配信もされていた。
[編集] 関連商品
DVD・CDとも発売は日本コロムビア(2002年10月から2010年9月までの社名はコロムビアミュージックエンタテインメント)。
[編集] DVD
DVDは2002年、レンタル版(DVD、VHS)は2004年の発売。
- ポピーザぱフォーマー Vol.1
- ポピーザぱフォーマー Vol.2
- ポピーザぱフォーマー Vol.3
- ポピーザぱフォーマー DVD-BOX
- POPEE the MANIAX
[編集] CD
- オリジナル・サウンドトラック『P.O.S.T.&K.O.T.』
- POPEE the クラウン:歌 - 青柳常夫
[編集] 漫画
講談社・マガジンZ連載。2002年12月初版、ISBN 4-06-330193-1。