ボンバルディア Cシリーズ

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CS100の初飛行

ボンバルディア Cシリーズ(Bombardier C Series)は、ボンバルディア・エアロスペース社で現在開発が行われている、ナローボディー、ツインエンジン、ミディアムレンジのジェット旅客機である。モデルは110席仕様のCS100と130席仕様のCS300がある。これらは当初CS110CS130と呼ばれていた。証明書類によれば、Cシリーズファミリーはボンバルディア BDS00 (CS100は-1A10、CS300は-1A11)として登録される。

このCシリーズは、ボーイング 737-600、737-700エアバス A318A319エンブラエル 195 と競合する。ボンバルディアは、Cシリーズはこれらの競合機に比べて燃料消費が20%少ないとしている。

2012年11月に、ボンバルディアは110席仕様のCS100を2013年6月に初飛行、2014年第2四半期に引き渡し開始と発表した。130席仕様のCS300は6ヶ月後に続く予定。2013年6月に、ソフトウェア更新と最終地上テストのため、ボンバルディアは初飛行を2013年7月に移行し、同年9月16日に初飛行した。

経過[編集]

2004年7月、開発が計画されたものの、ローンチカスタマーが現れず、2006年1月に計画は凍結となった。

その後、2008年7月ファーンボロー航空ショーにおいて、「Cシリーズ」の名で正式に開発が行われると発表があった。 ローンチカスタマールフトハンザ・ドイツ航空で、確定30機、オプション30機が発注された。

  • 2013年3月7日、先行開発されているCシリーズの基本型となるCS100型機の飛行テスト用初号機(FTV1)をカナダ・ケベック州ミラベルの工場で公開
  • 2013年9月16日、CS100型機の飛行試験初号機(FTV1、機体記号C-FBCS)の初飛行に成功
  • 2013年12月26日、日本でのCシリーズの国内取り扱い代理権を総合商社兼松が獲得と発表
  • 2014年1月3日、CS100型機の飛行試験2号機「FTV2」、機体記号「C-GWYD」が初飛行
  • 2014年3月3日、CS100型機の飛行試験3号機「FTV3」、機体記号「C-GWXJ」が初飛行
  • 2014年5月18日、CS100型機の飛行試験4号機「FTV4」、機体記号「C-GWXK」が初飛行
  • 2014年5月30日、CS100型機の初号機「FTV1」、製造番号「50001」、機体記号「C-FBCS」のエンジンでインシデントが発生、テスト飛行プログラムを中断

計画[編集]

エンジンはプラット・アンド・ホイットニー社が開発しているGTF(ギヤード・ターボファン・エンジン)のPW1000Gが搭載される予定となっている。

また、ボンバルディア・エアロスペース社が中国で開発されたARJ21の開発に協力していた関係で、Cシリーズとの共通性を高めることも明らかにされている。

計画されているタイプ[編集]

CS100
110人乗りの標準タイプ。
CS100ER
CS100の航続距離延長型。
CS300
130人乗りの標準タイプ。
CS300ER
CS300の航続距離延長型。
CS300XT
CS300の離着陸性能強化版。

受注機数[編集]

各型の受注機数(2013年6月現在)

CS100 CS300 Total firm orders
63 114 177

発注企業別については英語版

仕様[編集]

CS100 CS100ER CS300 CS300XT CS300ER
乗客 125人 (1-クラス, 最大)
110人 (1-クラス, 標準)
100人 (2-クラス, 混合)
145人 (1-クラス, 最大)
130人 (1-クラス, 標準)
120人 (2-クラス, 混合)
座席間隔 30 in (76 cm) (1-クラス, 最大)
32 in (81 cm) (1-クラス, 標準)
36 in (91 cm) & 32 in (81 cm) (2-クラス, 混合)
座席幅 19 in (48 cm)
乗員 2名 (機長, 副操縦士)
全長 34.9 m (115 ft) 38.0 m (124.7 ft)
翼幅 35.1 m (115 ft)
翼面積 (ネット値) 112.3 m² (1,209 ft²)
全高 11.5 m (38 ft)
客室幅 3.27メートル (129 in)
客室高 2.13メートル (84 in)
胴体最大直径 3.7 m (12 ft)
最大離陸重量 54,931 kg (121,100 lb) 58,151 kg (128,200 lb) 59,557 kg (131,300 lb) 63,095 kg (139,100 lb)
最大着陸重量 50,576 kg (111,500 lb) 55,339 kg (122,000 lb)
貨物容積 23.2 m3 (820 cu ft) 30 m3 (1,100 cu ft)
最大航続距離 4,074 km (2,200 nmi) 5,463 km (2,950 nmi) 4,074 km (2,200 nmi) 5,463 km (2,950 nmi)
最大巡航速度 マッハ 0.82 (870 km/h, 470 kn, 541 mph)
巡航速度 マッハ 0.78 (828 km/h, 447 kn, 514 mph)
最大着陸重量での離陸距離 1,509 m (4,951 ft) 1,902 m (6,240 ft) 1,661 m (5,449 ft) 1,890 m (6,200 ft)
着陸距離 1,350 m (4,430 ft) 1,448 m (4,751 ft)
巡航高度 12,497 m (41,001 ft)
エンジン及び推力 PW1519G x 2 /84.1 kN (18,900 lbf)
PW1521G x 2 /93.4 kN (21,000 lbf)
PW1524G x 2 /103.6 kN (23,300 lbf)
PW1521G x 2 /93.4 kN (21,000 lbf)
PW1524G x 2 /103.6 kN (23,300 lbf)
  • 注記: データは以前のもので変更される可能性がある。 ER = 延伸距離, XT = 範囲外推力
  • 出典: Cシリーズ ファミリー[1]

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ Bombardier CSeries page

外部リンク[編集]