ボロ市

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世田谷のボロ市。2006年12月16日撮影
世田谷のボロ市。2006年12月16日撮影
ボロ市の露店の様子
ボロ市の露店の様子

ボロ市(ボロいち)は、東京都世田谷区世田谷で行われる蚤の市を中心とする祭礼で、伝統行事の一つ。

[編集] 概要

古着の売買が盛んに行われたことから、「ボロ市」の名が付いた。現代では古着のほかに、骨董品古本植木食料品神棚玩具などが売られている。

せたがやボロ市保存会によって主催され、毎年1月と12月の1516日の午前9時から午後9時まで、世田谷区世田谷一丁目の世田谷代官屋敷付近にあるボロ市通りとその周辺で開催される。

開催期間中には700近くの露店が軒を連ね、20万人以上の人で賑わう。期間中、最寄り駅となる世田谷駅および上町駅を経由する東急世田谷線は、臨時ダイヤで運行される。

[編集] 歴史

1578年北条氏政の「楽市掟書」により世田谷城下で始まった楽市を嚆矢とする。江戸小田原の間にある世田谷宿において伝馬の確保のため、宿場を繁栄させようという目的があったといわれる。当時は、毎月1日、6日、11日、16日、21日、26日に開かれた。

その後、北条氏豊臣秀吉により1590年小田原の役で滅ぼされ、北条氏の配下であった吉良氏の世田谷城も廃止されたことから、楽市は急速に衰えた。しかし、その後も近郊農村の需要を満たすため、農具市として年末に開かれる歳市に形を変えて存続した。

明治新暦採用後は1月にも開かれることとなった。最盛期には2000店の露店が並んだ。

1994年9月、世田谷区はボロ市を無形民俗文化財として指定した。

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