ボルタ電池

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銅と亜鉛を用いたボルタ電池の仕組み
宇田川榕菴の「舎密開宗」より、ボルタ電池の解説

ボルタ電池とは、イタリア物理学者ボルタが考えた起電力1.1Vの一次電池であり、最初のガルバニ電池である。1794年に発明されたボルタ電堆を改良したもので、 1800年に発明された。

仕組み[編集]

(-)Zn | H2SO4 aq | Cu(+)

正極板を、負極には亜鉛板を用いる。電解液には硫酸を用いる。亜鉛は銅よりイオン化傾向が大きいため、電流を流していると正極から水素が発生する。

その結果、放電生成物により、逆起電力が発生するため電圧が下がる。[1]これを分極という。

分極を防ぐには過酸化水素水二クロム酸カリウムなどの減極剤を用いる。

また、ボルタ電池の半電池反応式は次式のように表される。

負極: Zn → Zn2+ + 2e-

正極: 2H+ + 2e- → H2

脚注[編集]

  1. ^ [1]

関連項目[編集]