ボリス・サイディズ

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ボリス・サイディズ

ボリス・サイディズBoris Sidis 1867年10月12日 - 1923年10月24日)は当時ロシア領だったウクライナ出身の米国心理学者精神分析学者、教育哲学者。

ユダヤ人としてジトームィル州ベルディチェフに生まれる。農民に読み書きを教えることを禁ずる法(五月勅令)を破ったために政治犯として迫害を受け、1887年、帝政ロシアから米国に移住し、ハーヴァード大学心理学を教えると共に、精神分析家として患者の治療に従事して多数の著作を残した。精神病理学や集団心理学や睡眠科学の先駆者として、20世紀初頭に影響力が強かった。ニューヨーク州精神病理学研究所の創設や異常心理学ジャーナルの創刊にも関与。安静療法を米国流に解釈して実践した功績も大きい。

しかし、自らの科学的好奇心の赴くまま、息子ウィリアム・ジェイムズ・サイディズに極端な早期英才教育を施した挙句、社会に適応できない変人(精神異常の可能性もあった)に育て上げたことや、心理学界の主流に反旗を翻すとともに、フロイトに非難を浴びせたことでも知られる。

この事もあり、米国心理学界に貢献したにもかかわらず同学界から追放され、1923年脳出血のためポーツマスで亡くなった。同地のサウス墓地に息子ウィリアムと共に埋葬されている。

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