ボナンザブラザーズ

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ボナンザブラザーズ
ジャンル 横スクロールアクション
対応機種 アーケード
開発元 セガ
発売元 セガ
音楽 並木晃一
人数 1 - 2人(同時プレイ)
メディア 業務用基板
稼働時期 1990年6月
対象年齢 CERO:A(全年齢対象)
システム基板 セガ・システム24
CPU MC68000 (@ 10 Mhz) x2
サウンド YM2151 (@ 4 Mhz)
DAC (@ 4 Mhz)
ディスプレイ 496 x 384 16384色表示
その他

第4回ゲーメスト大賞

  • ベストアクション賞7位[1]
  • ベスト演出賞10位[1]
  • ベストグラフィック賞3位[1]
  • 年間ヒットゲーム28位[1]
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ボナンザブラザーズ』(Bonanza brothers) は、セガ1990年6月に「セガ・システム24」で発売したアーケードアクションゲーム。シンプルでコミカルな人形のようなキャラクターデザインが特徴。

ゲーム内容[編集]

ステージ冒頭に表示される「3分以内にお宝を頂戴するぜ!」の予告状どおり、3分(カウントが実際の時計より早いため、正確には3分ではない)のタイムリミット中にステージ内に配置された物品をすべて取り、屋上にスタンバイした飛行船で脱出するアクションゲーム。ゲーム画面は上下2分割されており、下側が1P、上側が2Pとなる。なお、1人プレイ時も画面の大きさは変わらず下側の画面だけを使用してゲームは進行する。プレイヤーは8方向レバーでキャラクターを操作、2ボタンでジャンプと射撃とギミックの操作を行う。


ゲーム中の敵キャラクターたちは、プレイヤーに撃たれたりドアなどにつぶされたりしても気絶するだけで、一定時間経過すると意識を回復して起き上がってくる。一方でプレイヤー側は、敵キャラクターの発射する弾などに当たったり、敵が開けたドアにつぶされると1ミスとなる。敵キャラクターは基本的に一定の区間内を警備しており、プレイヤーの存在に気がつくまではこちらに向かってくることはほとんどない。中には寝たりよそ見したりする者もいるが、画面内のオブジェクトに躓いたり他の敵に見つかってホイッスルを吹かれたりすると、こちらに向かってきたり攻撃をしてくる。その際は、敵キャラクターの警備区域外へ移動したり、背景オブジェクトの帽子や果物などを利用して隠れるなどすれば切り抜ける事が可能。なお、侵入する場所は悪徳銀行やインチキカジノなどであり、盗む物も犯罪の証拠品という設定である。本作の続編は製作されていないが、キャラクターデザインが同系列であるパズルゲームの『タントアール』シリーズが製作されている。

ステージ構成[編集]

  • ステージ1:銀行(メガドライブ版では商社)(物品4個)
  • ステージ2:大富豪の邸宅(物品6個)
  • ステージ3:カジノ(物品4個)
  • ステージ4:造幣所(物品6個)
  • ステージ5:デパート(※メガドライブ版未収録)(物品4個)
  • ステージ6:地下の金庫(メガドライブ版では地下の金塊)(物品4個)
  • ステージ7:宝石店(物品5個)
  • ステージ8:研究所(物品6個)
  • ステージ9:豪華客船(物品4個)
  • ステージ10:骨董屋(※メガドライブ版未収録)(物品4個)
  • ステージ11:美術館(物品6個)
  • ステージ12:ピラミッド(物品10個)
  • その他:練習ステージ、ボーナス面(※メガドライブ版未収録)(ステージ2、6、10の後)

ストーリー[編集]

ROBO(1P側・赤い服を着たノッポ)とMOBO(2P側・青い服で太っちょ)は、懸賞金は低いけれども、その筋では知らない者がいない泥棒兄弟「ボナンザブラザーズ」だった。ある時、対立する立場の組織から「悪人と犯罪だらけの町バッドタウンに忍び込み、不正の証拠やそれに関する所得を見つけ出してほしい」という依頼が来た。腕を見込まれての事と、バッドタウンに悩まされている人達の為と、2人は町に潜入するが、警備は厳しい所ばかりだった。2人は「仕事」を完遂することができるのか。

移植版[編集]

ヨーロッパおよび南アメリカの市場でのみ発売された。一人プレイ専用(キャラクターは選べる)。
一部のステージ(デパート及び骨董屋)と練習&ボーナスステージのカット、メガドライブ版ステージ名の変更、雑魚敵の警察官の背丈がチビのみ(アーケード版はノッポ、標準、チビの3種類)、美術館のステージの背景の展示物がセガのゲームにちなんだものになっているなどの変更点がある。
ほぼアーケード版に準拠した移植で、セガ・システム24の24.830kHzの高解像度を512ドットのモードで忠実に再現している。
基本的にアーケード版に準拠した移植だが、序盤の練習ステージはカットされている。BGMは生演奏による豪華なジャズアレンジが施されており、CD-ROMの媒体活かした内容となっている(各ステージの冒頭やエンディングの曲はアーケード版の音源に準拠)。
セガエイジス2500シリーズ Vol.6 イチニのタントアールとボナンザブラザーズ。』のタイトルでセガより発売。アーケードに準拠した移植の復刻版ではなく、グラフィックやサウンドをPS2用に新規に作り直したリメイク移植となる。キャラクターデザインが同系列である『タントアール』と『イチダントアール』の要素をミックスさせたリメイク版も同時収録。
ソニック ジェムズ コレクション』にシークレットタイトルの隠し要素としてメガドライブ版を収録。
Wiiのバーチャルコンソールのタイトルでメガドライブ版を配信。要Wiiポイント600。
  • 携帯アプリ版 2007年7月配信開始 セガ
Yahoo!ケータイ SoftBank、CLUB AIR-EDGE ウィルコム(旧社名DDIポケット)の「SEGA AGES」内のコンテンツとして月額制で315円(税込)で配信。いずれも1人プレイ専用に仕様変更されている。
  • Sonic & SEGA All-Stars Racing(ソニック & SEGA オールスターズレーシング) 2010年 2月16日 セガ
海外市場でのみ、ニンテンドーDS、Wii、PS3、Xbox360、PC向けに発売された、ソニックをはじめとした、セガのゲームの歴代のキャラクターが総登場するレースゲーム。ボナンザブラザーズからはROBOとMOBOの兄弟が参戦している。

評価[編集]

アーケード版

月刊誌『ゲーメスト』(新声社)誌上で行われていた「第4回ゲーメスト大賞」においてベストアクション賞で7位を獲得、その他にベスト演出賞で10位、ベストグラフィック賞で3位、年間ヒットゲームで28位、ベストキャラクター賞では主人公が5位を獲得した[1]

メガドライブ版

メガドライブFANの読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、30点満点中20.9点となっている[2]

項目 キャラクタ 音楽 お買得度 操作性 熱中度 オリジナリティ 総合
得点 4.1 3.4 3.3 3.1 3.4 3.7 20.9
PCエンジン版

PC Engine FANの読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、30点満点中22.9点となっている[3]

項目 キャラクタ 音楽 お買得度 操作性 熱中度 オリジナリティ 総合
得点 4.1 3.8 3.4 3.8 3.9 3.8 22.9

関連作品[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ a b c d e 「ゲーメスト大賞11年史」、『GAMEST MOOK Vol.112 ザ・ベストゲーム2 アーケードビデオゲーム26年の歴史』第5巻第4号、新声社、1998年1月17日、 18 - 19頁、 ISBN 9784881994290
  2. ^ 「超絶 大技林 '98年春版」、『Play Station Magazine』増刊4月15日号、徳間書店/インターメディア・カンパニー、1998年4月15日、 879頁、 ISBN 雑誌26556-4/15
  3. ^ 「超絶 大技林 '98年春版」、『Play Station Magazine』増刊4月15日号、徳間書店/インターメディア・カンパニー、1998年4月15日、 651頁、 ISBN 雑誌26556-4/15

外部リンク[編集]