ボズ・スキャッグス

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ボズ・スキャッグス
Boz Scaggs
BozSkaggs0449.jpg
基本情報
出生名 William Royce Scaggs
出生 1944年6月8日(69歳)
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 オハイオ州
ジャンル アダルト・コンテンポラリー
職業 シンガーソングライター
担当楽器 ギター
活動期間 1960年代前半 - 現在
共同作業者 TOTO
公式サイト http://www.bozscaggs.com/

ボズ・スキャッグス(Boz Scaggs, 本名:William Royce Scaggs, 1944年6月8日 - )は、アメリカのミュージシャン。1970年代後半から1980年代にかけて流行した、アダルト・コンテンポラリーを代表するシンガー。

人物[編集]

1944年オハイオ州生まれ。少年時代をテキサス州で過ごす。12歳のときにギターを始め、セント・マークス・スクールでスティーヴ・ミラーと出会う。彼にギターを習いながらヴォーカリストとしてバンド活動を始めた。2人は共にウィスコンシン大学に進み、大学時代もブルース・バンドを組んだ。

1960年代前半、白人によるリズム&ブルースが盛んだったイギリスのロンドンへ渡る。いくつかのバンドでプレイした後、ソロとしてヨーロッパを遠征中スウェーデンのポリドール・レコードの目にとまり、1965年にデビュー作『ボズ』を発表する。

帰国後、サンフランシスコを拠点に活動し、スティーヴ・ミラー・バンドのファーストアルバムに参加。これで評価を得たボズは1969年アトランティック・レコードからアメリカでのデビューを果たすが、しばらくはセールスに恵まれなかった。

R&B色が濃い音楽を発表し続けていたボズであったが、1976年、ファンキーでクロスオーバー的な洗練されたサウンドの『シルク・ディグリーズ』を発表。これが全米2位を記録し、500万枚以上を売り上げた。アルバムからも「ロウ・ダウン」(全米第3位)、AORのスタンダード曲「ウィ・アー・オール・アローン」の大ヒットを放つ(このアルバムに参加したセッションミュージシャンたちは後にTOTOを結成)。次作の『ダウン・トゥ・ゼン・レフト』、『ミドル・マン』も続いてヒットした。

トヨタ自動車セダン車で1980年に初代モデルが発売となったクレスタのCMソングに『You Can Have Me Anytime』(邦題:『トワイライト ハイウェイ』)が採用された。

その後、ヒットチャートからはしばらく遠ざかっていたが、1988年発表のアルバム『アザー・ロード』の中の曲『Heart of Mine』がそのPVの効果もあって1989年に大ヒットし、カムバックを果たした。日本では未だに根強い人気を誇っている。

ピーター・セテラエイミー・グラントとデュエットした曲『Next Time (I Fall)』など、メローで大人向けのバラード音楽が流行し、ボズの『Heart of Mine』のヒットをきっかけに日本で、AOR(アダルト・オリエンテッド・ロック)という語がその年の暮れに発生した。1990年のジャパン・ツアーに際して日本の広告代理店はAORという語とボビー=AORの代表という宣伝をテレビで流した。これにより日本においてAORというひとつのジャンルを形成するに至る。なお、AOR(アダルト・オリエンテッド・ロック)は日本独自の呼び方で、アメリカではAC(アダルト・コンテンポラリー)、MOR(ミドル・オブ・ザ・ロード)などと呼ばれる。

2003年の『バット・ビューティフル』以降はジャズ・スタンダードに傾倒を始め、ジャズ・セットでのツアーも行っている。

2013年、スティーヴ・ジョーダンをプロデューサーに迎え、メンフィスのロイヤル・スタジオで録音したアルバム『メンフィス』を429レコードよりリリース。3月23日付Billboard 200チャートで初登場17位を記録した。

アルバム[編集]

  • 1965年 「ボズ」
  • 1969年 「ボズ・スキャッグス&デュアン・オールマン」
  • 1970年 「モーメンツ」
  • 1971年 「ボズ・スキャッグス&バンド」
  • 1972年 「マイ・タイム」
  • 1974年 「スロー・ダンサー」
  • 1976年 「シルク・ディグリーズ
  • 1977年 「ダウン・トゥ・ゼン・レフト」
  • 1980年 「ミドル・マン」
  • 1980年 「ヒッツ」
  • 1988年 「アザー・ロード」
  • 1994年 「サム・チェンジ」
  • 1996年 「フェイド・イントゥ・ライト」
  • 1997年 「マイ・タイム~ボズ・スキャッグス・アンソロジー(1969-1997)」
  • 1997年 「カム・オン・ホーム」
  • 2001年 「ディグ」
  • 2003年 「バット・ビューティフル」
  • 2004年 「グレイテスト・ヒッツ・ライヴ」
  • 2005年 「フェイド・イントゥ・ライト~ラヴ・バラード・アルバム 2」
  • 2006年 「ヒッツ」(1980年の同名盤に5曲追加)
  • 2008年 「スピーク・ロウ」
  • 2013年 「メンフィス」

日本公演[編集]

2月3日 横浜文化体育館、4日,5日 大阪フェスティバルホール、7日 日本武道館、9日 名古屋市公会堂
10月8日 横浜文化体育館、9日 大阪フェスティバルホール、10日 名古屋市民会館、12日 神戸市立中央体育館、14日,15日,20日日本武道館、16日 名古屋市民会館
10月10日 大阪球場、15日,16日 国立代々木競技場第一体育館
3月15日 日本武道館
6月30日 横浜文化体育館、7月8日,9日,10日 日本武道館
7月24日 東京ドーム
7月15日 東京ドーム
5月28日,29日 フェスティバルホール、31日,6月1日,2日 NHKホール
3月22日 中野サンプラザ、24日 川崎市産業文化会館、27日 渋谷公会堂、28日 NHKホール
7月12日 神奈川県民ホール、13日 浦和市文化センター、14日 大阪サンケイホール、16日 メルパルクホール広島、17日 福岡サンパレス、19日 愛知厚生年金会館、20日 フェスティバルホール、22日,23日,24日 NHKホール、26日 仙台サンプラザ、27日 盛岡津南文化センター、30日 東京ベイNKホール
10月4日 NHKホール、7日 赤坂BLITZ、8日 神奈川県民ホール
12月2日 NHKホール、4日 大阪厚生年金会館、5日 赤坂BLITZ
5月5日,6日,8日~10日 名古屋ブルーノート
5月12日,13日,15日~17日 大阪ブルーノート
5月19日,20日,22日~24日 福岡ブルーノート
5月26日,27日,29日~6月1日 ブルーノート東京
5月10日,11日,13日~15日 福岡ブルーノート
5月17日,18日,20日~22日 名古屋ブルーノート
5月24日,25日,27日~29日 大阪ブルーノート
5月31日~6月2日,4日~6日 ブルーノート東京
11月13日~15日,17日~19日 ブルーノート東京
11月21日,22日 名古屋ブルーノート
11月24日~26日 大阪ブルーノート
11月28日 仙台サンプラザ
12月1日 北海道厚生年金会館
10月3日 名古屋ブルーノート
10月5日~7日 大阪ブルーノート
10月9日~15日 ブルーノート東京
10月17日 モーションブルー・ヨコハマ
3月20日,21日 JCBホール、22日 パシフィコ横浜国立大ホール、24日,25日 フェスティバルホール、3月27日 名古屋センチュリーホール、29日 東京国際フォーラムホールA

関連項目[編集]

外部リンク[編集]