ボストン・コンサルティング・グループ
ボストン・コンサルティング・グループ(Boston Consulting Group)は、世界的なコンサルティング会社であり、「戦略コンサルティングファーム」に分類される。略称は、BCG。
「経験曲線」や、「プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント(PPM)」といったコンセプトの開発でも知られる。
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[編集] 概要
1963年(昭和38年)、ブルース・ヘンダーソンや、後に初代日本支社代表も務めたジェイムズ・アベグレンらによって設立された。
現在は世界38カ国、66都市にオフィスがあり、5,000名のスタッフを擁す(うちコンサルタントは約3,300名)。日本法人は、1966年(昭和41年)、ボストンに次ぐ世界2番目の拠点として東京に設立され、2003年(平成15年)には名古屋オフィスも開設された。
[編集] 人材
- 採用
異質がぶつかりあう中でこそ、コンサルティングに必要な創造性・納得性・実現性が生まれるという、「多様性からの連帯」という価値観に基づき採用活動を行っている。そのため、熟練のコンサルタントや専門知識を有した社会人だけでなく、新卒採用も積極的に行っているほか、理系院生専用の採用プロセスが用意されているなど、理系院生の採用にも積極的である。しかしながら、業界最大手のマッキンゼー・アンド・カンパニー同様に少数精鋭であり、その門戸は狭い。
フォーチュン誌による、2011年(平成23年)の「100 Best Companies to Work For」ランキング第2位[1]。
- 育成
多様な研修や海外オフィスへのトランスファー機会提供など、他のファーム同様、人材育成のためには多大な投資を惜しまないことで知られている。
一方で多くの外資系企業同様、「Up or Out(昇進するか、さもなくば去れ)」といわれる厳しい人事制度がとられている。しかし、「仮に退社ということになっても、他の会社であれば決して劣らない人材になって外に出せる。」とも明言しており、単なる切捨てではなく、人材を育てながらの自然淘汰であるとも言われている。
[編集] 日本法人の主な出身者
- 相葉宏二 - 早稲田大学ビジネススクール教授
- 石川真一郎 - ゴンゾ(旧:GDH)代表取締役副社長
- 岩瀬大輔 - ネットライフ企画副社長
- 各務茂夫 - 東京大学教授
- 角田秀夫 - ジーシェフ代表取締役
- 亀井善太郎 - 衆議院議員
- 姜裕文 - リプラス代表取締役CEO
- 後藤英恒 - 東ハトCOO
- 三枝匡 - ミスミ代表取締役社長
- 阪口大和 - 立正大学経営学部教授
- 正田修 - 日清製粉グループ本社取締役会長
- ジェイムズ・アベグレン - 初代日本法人社長、元上智大学教授(故人)
- 鈴木貴博 - 経済評論家
- 関口康 - ヤンセンファーマ株式会社代表取締役社長
- 滝沢建也 - 元M&Aコンサルティング副社長
- 椿進 - パンアジアパートナーズ社長、元インデックス・ホールディングス社長
- 栃本克之 - エム・セオリー代表取締役
- 冨山和彦 - 経営共創基盤代表取締役
- 服部正太 - 構造計画研究所代表取締役社長CEO
- 樋口泰行 - マイクロソフト日本法人代表執行役最高執行責任者
- 堀紘一 - ドリームインキュベータ代表取締役会長
- 三浦俊樹 - タカラトミー常務取締役最高財務責任者
- 水永政志 - スター・マイカ代表取締役社長
[編集] 主な出版物
- 『仮説思考』(内田和成著、東洋経済新報社)
- 『BCG流非連続思考法』(森澤篤監訳、ダイヤモンド社)
- 『使う力』(御立尚資著、PHPビジネス新書)
- 『金融業の収益「力」を鍛える-BCG流 儲かる金融事業戦略を創る発想法』(本島康史著、東洋経済新報社)
- 『法人営業「力」を鍛える』(今村英明著、東洋経済新報社)
- 『戦略「脳」を鍛える』(御立尚資著、東洋経済新報社)
- 『経営者になる 経営者を育てる』(菅野寛著、ダイヤモンド社)
- 『BCG戦略コンセプト』(水越豊著、ダイヤモンド社)
- 『銀行経営戦略論―日本の銀行を甦らせる逆転の経営思想』(本島康史著、日本経済新聞社)
- 『なぜ高くても買ってしまうのか』(杉田浩章監訳、ダイヤモンド社)
- 『クラウゼヴィッツの戦略思考』(BCG訳、ダイヤモンド社)
- 『チェンジモンスター』(BCG訳、東洋経済新報社)
- 『戦略マーケティング』(BCG著・訳、ダイヤモンド社)