ホンダ・XL1000バラデロ

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XL 1000V Varadero
日本の旗
No motorcycle.png
基本情報
排気量クラス 大型自動二輪車
メーカー 本田技研工業
車体型式 SD02
エンジン 996cc 
水冷4ストロークDOHCV型2気筒型 996cc
内径x行程 / 圧縮比 98mm x 66mm / 9.8:1
最高出力 93.8ps/7500rpm
最大トルク 9.99kg-m/6000rpm
      詳細情報
製造国
製造期間 1997年-
タイプ デュアルパーパス
設計統括
デザイン
フレーム スチールチューブ
全長x全幅x全高 2300mm x 930mm x 1465mm
ホイールベース 1560mm
最低地上高 181mm
シート高 838mm
燃料供給装置 燃料噴射装置 (PGM-FI)
始動方式
潤滑方式 ウェットサンプ
駆動方式 チェーンドライブ
変速機 常時噛合式6段リターン
サスペンション 正立テレスコピック式
スイングアーム式
キャスター / トレール
ブレーキ 296 × 4.5mm油圧式フローティングダブルディスク
256 × 5mm油圧式ディスク
タイヤサイズ 110/80 R19
150/70 R17
最高速度
乗車定員
燃料タンク容量 25L
燃費
カラーバリエーション
本体価格
備考
先代
後継
姉妹車 / OEM
同クラスの車
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バラデロ1000

ホンダ・XL1000V Varadero(エックスエルせんブイ バラデロ) は、本田技研工業から発売された排気量1000ccのオートバイ。同社より発売されていたアフリカツインと同じくデュアルパーパスに属するが、より舗装路向けのツアラーとして作られている。

概要[編集]

ホンダのアドベンチャーツーリング(デュアルパーパス)モデルのフラッグシップとして1998年に発表された。外観は、アフリカツインを彷彿させるデザインの大型のカウルを装着する。 エンジンはVTR1000Fに用いられたV型2気筒エンジンをトルク重視に調整し、これらをスチール製フレームや19インチフロントホイールといった走破性を高めたフレームに搭載する。 2代目以降は燃料供給にPGM-FIを採用することによって環境性能、燃費を向上させ、同系エンジンを用いたVTR1000Fが生産を終了する中で生産を継続させている。

歴史[編集]

初代(SD01、1999年-2002年)[編集]

カウルのデザインが若干丸みを帯びている。 燃料供給方式はキャブである。変速機の段数は5速である。 2000年までは日本国内の工場(浜松製作所)で生産されていたが、2001年以降はスペインモンテッサ・ホンダの工場での生産に切り替えられた。

2代目(SD02、2003年-2006年)[編集]

カウルのデザインが変更され、精悍な雰囲気を出した。PGM-FIが搭載され、変速機の段数が6速になった。ABS搭載モデルもある。

3代目(SD02、2007年-)[編集]

オーストリー警察車両

型式はSD02と変更は無かったが、モデルチェンジをしている。 フロントカウル周りは、ほぼ変更が無いが、メーターカウル及び、インナーカウルの変更があった。インナーカウル右側には、キー付きBOXが備わる。 ガソリン警告灯が点灯すると、メーター表示が走行可能距離に切り替わるようになっている。 この型より、チョークレバーが無くなっている。 シート及びシートカウル、テールランプも変更されている。 シートはクッション性能の向上が見られるが、多少幅広になっており、足つき性は若干だが悪くなっている。 シートカウルはスリムになり、マフラーサイレンサーの露出が増えており、サイレンサーの交換が容易に行えるようになっている。 テールランプは従来の2灯式から、1灯式に変更され、ウインカー一体式となっている。 レンズ類もユーロ圏内での生産に変わっている。

バラデロ125(Montesa Honda.S.A.)[編集]

バラデロ125(2007年モデル)

バラデロ125:Montesa Honda S.A./XL125V VARADERO
普通免許で125ccまで運転できる国が多いヨーロッパでは各種優遇措置がとられている事もあり、日本でいう「二種」枠の人気が高い。そのクラスに向けて作られたエントリーモデルがバラデロ125である。スペイン(Montesa Honda S.A.)で製造され、各国で販売されている。

125ccクラスとしては大柄であり、エンジンはシャドウ125と同型での水冷OHC/V型2気筒を搭載。最大出力14.3hpを11,000rpmで発生させ、レブリミットは12,000rpmという高回転型エンジンである(ちなみにXL1000の最高出力は6,000rpmで発生)。2007年には各種環境規制に対応するためPGM-FIの実装やACG出力の向上などが計られ、またデザインも大きく変更された。しかし機構的な変更は少なく以前のモデルとの差は少ない。

車名の由来[編集]

キューバのリゾート地バラデロに因む。

外部リンク[編集]