ホンダ・CB1100R

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ホンダ・CB1100R
1981年仕様[1]
MotoLegende2009 03 honda cb1100r.jpg
基本情報
排気量クラス 大型自動二輪車
メーカー 本田技研工業
エンジン 1,062cc 4ストローク
空冷DOHC4バルブ並列4気筒
内径x行程 / 圧縮比 70.0mm x 69.0mm / 10:1
最高出力 120PS/9,000rpm
最大トルク 10.0kgf・m/7,500rpm
車両重量 235kg
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CB1100R(シービーせんひゃくアール)は本田技研工業が1981年から1983年まで限定生産した、空冷4ストローク直列4気筒1100ccのオートバイである。

概要[編集]

本車はCB900Fを元に開発されたレース出場を強く意識したスポーツバイクであった[2]。「R」はレーシング・バージョンを意味し、ヨーロッパおよびオーストラリアでのホモロゲーションをクリアするために生産された車種であった。主にヨーロッパで販売され、アメリカ合衆国では販売されなかった。

レースでは1980年代に市販車をベースに改造したマシンで戦われる耐久レースを舞台に活躍した。カウリングはFRP、タンクはアルミ製の26L、当時では珍しいクリップオンハンドル、車体や足回りは手作業で組まれるなど、RCBレプリカにふさわしい特別な装備や技術でもって市場に送り出され、全世界で5000台程度といった希少性や、新車価格にして250万円[注釈 1]という価格設定から、2012年現在においても中古市場で200万円程度をつけるなど、高い人気と存在感を維持している。

機種名は、CB1100RB(1981年)、CB1100RC(1982年)、CB1100RD(1983年)。型式はRBはSC05、RCとRDはSC08となる。
RBは1,050台、RCとRDはそれぞれ1,500台が販売された。1981年の「RB」はノンカウル(RB-Ⅰ)とハーフカウル(RB-Ⅱ)がありシングルシート仕様であったがRCからはフルカウル、アルミ製燃料タンク、後部シートが装着された。82年型(RC)と83年型(RD)は主に塗装パターン、後部スイングアーム、フロントフォークが異なった。1983年にはCB900FとCB1100Rが統合されたホンダ・CB1100Fが発売された。1981年型(RB)は115 hp (86 kW) @ 9000 rpm[2]を発揮した。

特徴的なトリコロールをモチーフにした意匠は、いまだにオマージュとして用いられる

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ CB750Fの5倍近い価格設定であった。

出典[編集]

  1. ^ http://www.honda.co.jp/sou50/Hworld/Hall/2r/129.html
  2. ^ a b Brown, Roland (2005), The ultimate history of fast motorcycles, Bath, England: Parragon, p. 170–171, ISBN 1-4054-5466-0 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]