ホットパーティクル

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ホットパーティクル(英語 hot particle)とは、高い放射能を含んだ粒子のことである[1]

概説[編集]

原子力発電所の稼働、原子力事故核実験核兵器劣化ウラン弾の軍事利用により、プルトニウムウランといった人工の放射性物質の微粒子が日常的に放出されており、環境内に普通に存在している[2]

1986年チェルノブイリ原発事故では、原子燃料粒子や揮発性の放射性核種が放出された結果、原子炉構造材と消火用投下物を含んだ飛散原子燃料粒子および凝縮した非放射性の材料を核として、表面に放射性物質の付着した凝縮粒子が地上に落下した。落下粒子から放射性物質が溶出するため、環境汚染への影響を考慮する必要があるとされる[1]

医療機関でのエックス線撮影の際、エックス線画像に微細な粒状のごみが見られたという複数の報告があり、福島第一原発事故によって大気中に拡散された微細な放射性物質による感光現象と考えられる、との指摘がある[3]

ホットパーティクル仮説[編集]

1974年、タンプリン(Arthur R. Tamplin)とコクラン(Thomas B. Cochran)は、放射性物質の微粒子による局所被曝の危険性は全身被曝より高いとする説(ホットパーティクル仮説 、hot particle theory)を発表した。[4][5]

脚注[編集]

関連項目[編集]