ホグワーツ特急

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ホグワーツ特急

ホグワーツ特急(ホグワーツとっきゅう、Hogwarts Express)は、J・K・ローリングの小説『ハリー・ポッター』シリーズ、およびその派生作品に登場する架空の汽車である。

概要[編集]

車体は紅色で、金文字で「ホグワーツ特急」と書いてある。

ホグワーツ特急が登場するまでは、親の責任で生徒たちは学校まで向かっており、毎年最大で全校生徒の1/3が学校にたどり着けないことがしばしばであった。1692年の国際機密保持法制定以降、魔法大臣オッタリン・ギャンボルが、マグルの移動手段である汽車を用いて全校生徒をホグワーツまで運ぶ計画を主導する。ホグワーツ特急がどこで作られたかは明確ではないが、英国国内で167回に及ぶ忘却術と隠蔽の呪文による工作が行われたとする記録が魔法省に残っている[1]

9月1日午前11時にキングス・クロス駅の9と3/4番線を発車し、夜にホグズミード駅に着く。そこではルビウス・ハグリッドが待っており、新入生はハグリッドに連れられてホグワーツ魔法魔術学校へ向かう(ただし5巻ではグラブリー-プランクが代役を務めた)。上級生はセストラルの引く馬車に乗って学校に向かう。

車内では魔女のおばさんが回ってきて、蛙チョコレート百味ビーンズかぼちゃジュース等を販売している。

9と3/4番線[編集]

概要[編集]

キングズ・クロス駅はイギリスに実際にある駅である。1番線から11番線まであるうちの9番線と10番線の間に、「9と3/4番線」がある。

9番線と10番線の間の柵を通り抜けると「9と3/4番線」のホームがあり、そこにホグワーツ特急が停車している。9月1日午前11時にホグワーツ魔法魔術学校に向けて出発する。

柵を通り抜ける時やホームから出てくる時はマグルに見られないよう注意しなければならない。また、ホームの中は人でごった返しているので、ペットなどを見失わないよう注意が必要である。 7巻の回想ではマグルであるペチュニアとペチュニアの両親も入っており、マグルでも入ることができる事がわかる。

キングズ・クロス駅には、他にも複数の隠されたホームが存在し、例えば「7と1/2番線」からは、ヨーロッパ大陸にある魔法使いだけの村に行く列車に乗車することができる(J.K.ローリングは「オリエント急行のような」と述べている。)[2]

ドビーがやったように魔法によって柱の入り口を閉じることもできる。

豆知識[編集]

King'sCross platform9¾.jpg

キングス・クロス駅には小説や映画を見た人達から「本当に存在するのか?」等の問い合わせや、見学に訪れる人が相次いだ為、駅は9と3/4番線の看板を作成し、9・10番線ホーム入口脇に掲げている。また、その下にはキングズクロス駅の荷物カートが半分壁に突っ込んだ状態で設置されている。実際の9・10番線は他のホームと独立した行き止まり式2面2線配置のため、線路間には降りられない。しかし、1世紀の女王の墓が9または10番線の下にあるという伝説がある。

映画[編集]

  • 映画では、ウェストコーストレールウェイ社が所有する、グレート・ウェスタン鉄道が1937年に製作したホール型蒸気機関車5972号「オルトンホール」を使用した。その際、塗装が変更されるとともに、「ホグワーツキャッスル」の銘板が用いられた。
  • 2007年3月10日、ホグワーツ特急で用いられた客車が車庫で窓ガラスなどを破壊される被害にあった[3]
  • キングズクロス駅で映画の撮影に使われたプラットホームは、実際には4番線と5番線。

脚注[編集]

  1. ^ 『ポッターモア』「ホグワーツ特急」より
  2. ^ 『ポッターモア』「9と3/4番線」参照
  3. ^ AFPBB News 「ホグワーツ特急の窓ガラス割られる 被害額は1000万円超 - 英国」 2007年3月24日掲載