ホクサイ (クレーター)

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ホクサイ
メッセンジャーが撮影したホクサイ
惑星 水星
座標 北緯58度18分 西経342度18分 / 北緯58.3度 西経342.3度 / 58.3; -342.3座標: 北緯58度18分 西経342度18分 / 北緯58.3度 西経342.3度 / 58.3; -342.3
直径 約 95 km
名祖 葛飾北斎

ホクサイ: Hokusai)は、惑星水星クレーターである、1991年ゴールドストーン深宇宙通信施設によって発見された。発見当初は特徴B (Feature B) と仮称されていた。

かつては楯状火山とも考えられているが、現在は光条を持つクレーターと判明しており、新鮮な衝撃噴出物によって電波が散乱されたため、比較的若い構造と考えられる。[1]

直径約95kmだが光条は1000km以上にもわたり、水星の北半球の大半を覆っている、名前は日本浮世絵師葛飾北斎に由来する。[2][3]

脚注[編集]

  1. ^ Hokusai Paints a Wave of Rays”. NASA/Johns Hopkins University Applied Physics Laboratory/Carnegie Institution of Washington (2010年5月11日). 2013年10月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年5月13日閲覧。
  2. ^ Ten Craters On Mercury Receive New Names”. SpaceDaily. 2010年3月29日閲覧。
  3. ^ PIA11356: Looking Back to the Source”. NASA (2008年10月6日). 2010年3月29日閲覧。

関連項目[編集]