ホウケイ酸ガラス
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ホウケイ酸ガラスのビーカー
ホウケイ酸ガラス(硼珪酸ガラス、ボロシリケイトガラス、英: borosilicate glass)とは、ホウ酸を混ぜて熔融し、軟化する温度や硬度を高めたガラスである。耐熱ガラス、硬質ガラスとして代表的な存在。 アメリカのコーニング社が開発し、パイレックス (PYREX) という名前が商標登録される以前から総称してパイレックスと呼ばれていたが、現在パイレックスが商標登録され、上記の呼び名が一般的である。
熱衝撃に強く、耐熱製品として利用されるほか、理化学器具やガラス工芸の分野で広く利用されている。ガラスの熱膨張率を示す膨張係数は、COE 30-40 程度とかなり低くなっている。通常の瓶などに使われるガラスでは COE が約 80-100である。
ホウケイ酸ガラス製の器具を用いると、微量であるがガラス中のホウ素が溶出する。このため、ホウ素の分析では、ホウ素を含まない素材(軟質ガラス、石英ガラス、合成樹脂等)の器具を使用するのが望ましい。