ホアンキエム湖
座標: 北緯21度01分44秒 東経105度51分09秒 / 北緯21.02889度 東経105.85250度
ホアンキエム湖(越:Hồ Hoàn Kiếm/湖還劍?)は、ベトナムのハノイにある湖の1つである。ハノイの主要な景観スポットでもある。
以前に紅河が何度も氾濫を繰り返した際にできた湖の一つである。かつては紅河とも繋がっており、"hồ Lục Thuỷ"(緑水湖)として知られていた。その後湖は2つに分かれ、一つがホアンキエム湖となり、もう一つが "hồ Thuỷ Quân"(水軍湖)となった。水軍湖にはベトナム水軍の訓練場が置かれていたが、現在は埋め立てられている。
伝説では、黎利が湖の宝剣を手にし、その剣によって明との戦いに勝利した。その後、黎利は湖の上で金の大亀 (Kim Qui) から平和になったので持ち主である竜王に剣を返すように啓示され、湖の中心近くにある小島で剣を返した。それゆえ、湖は現在の名前で呼ばれるようになった。この物語は水上人形劇で観ることができる。小島にはその後、亀の塔 (Tháp Rùa) が建てられている。
湖の北岸の近くにあるもう一つの島には、18世紀に建てられた玉山祠 (Đền Ngọc Sơn) が建っている。それは13世紀の元に対する戦いで活躍した陳興道、文昌帝 (Văn Xương Đế Quân)、1864年に寺の修理を担当した儒者者で作家の阮文超 (Nguyễn Văn Siêu) らを祭っている。島と岸の間には、赤く塗装された木製のフク橋(Cầu Thê Húc, 棲旭橋)が架けられている。
湖の中のシャンハイハナスッポンおよびいくつかの種の大型の軟殻亀は、皇帝の名誉たる "Rafetus leloii" と名づけられている。その種はきわめて危機にさらされていて、湖の中の個体数は不明である。1968年には湖で体重250キログラムの大亀が発見され、伝説の亀とされて玉山祠に剥製が祭られている。剥製の大きさは長さ210センチメートル、幅120センチメートル。