ペンタブレット
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ペンタブレット(英: graphics tablet)は、コンピュータ用のポインティングデバイス(ユーザーインターフェイス)のひとつ、タブレットの一種。略して「ペンタブ」とも呼ばれる。なお、ペンタブレットは和式英語である。
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[編集] 概要
ペンタブレットは、本体である板状のタブレットの上を動く専用のペン型入力装置の位置座標を読み取って、コンピューターのディスプレイ上のポインタを操作する。
元はコンピューターのディスプレイ端末の入力インターフェイスであるタブレットから派生したもの。元のタブレットの違いはペンの有無で、ペンの原理はペンタッチキーボードと呼ばれる物から派生したものである。ペンとタブレットの位置検知方式は電磁誘導方式でペンタッチキーボードと差違はほとんどなく、タブレット側の精度を細分化しただけのものである。ペンタッチキーボードと原理は同じでタブレット側でのX軸、Y軸の位置をコンピュータに知らせ、ペンタブレットはマウスとして、ペンタッチキーボードはポイント上に相当するキーの文字としてコンピュータ上のファームウェアもしくはソフトウェアにて各情報を伝えている。
また、タブレットとの違いはペンだけであるため元来のタブレットの機能を持った製品も存在する。
[編集] マウスとの比較
一般的なポインティングデバイスであるマウスに比べ、より繊細で正確にポインタ操作ができるため、コンピュータ上でのイラスト・絵画製作に用いられる。また、製品によってはペン型入力装置に筆圧やペンの傾きを感知できる機構が内蔵されており、実際の筆記用具と同様に絵画制作で微妙なタッチを表現することができる。ただし、そのためにはPainter等、ソフトウェア側で感知情報を処理できる必要があるため、使用するソフトウェアによっては筆圧や傾きが表現されない場合もある。
現在、パソコンに標準的に装備されているマウスの分解能は、一般的な製品で0.006mmほどであるが、実際には角度などによって精度が落ちることが多く、また指先ではなく腕と手のひらで移動させているため、非常に細かい動作が困難であり、感覚的な分解能は0.1mmにも満たない。その点、ペンタブレットであればペン先0.1~0.005mmほど(分解能は製品によりまちまちだが、近年では大衆向けの安価な製品でも0.01mm前後である)の動作にも敏感に反応して動作させることができるのである。
[編集] 専用ペン
ペンタブレット用ペン型入力装置には、いくつかの種類がある。デザインやフォトレタッチで使用するスプレー用ハンドピース型のものや、複数のボタンを装備して、それぞれに異なる機能呼び出しを設定できるもの、またゴムグリップなど専門職ユーザー用途に特化した製品も用意されている
[編集] 専用マウス
タブレットは、マウスと呼ばれるものが登場する以前から存在していた。角度を感知する機能や、より多くのボタンやホイールが搭載された製品もあり、用途に応じてさまざまな大きさ・形状の製品が販売されている。製図などの紙を大型のタブレット上に置き、ポイントを読み取ることができる。
[編集] 発展
現在では、ペンタブレットに液晶ディスプレイを統合させた液晶ペンタブレットも存在する。これはディスプレイに直接描画する感覚で操作できるため、より直感的な入力が可能となる。ディスプレイの付加機能として単体で発売されており、スタンドから簡単に取り外せたり、また任意の角度で固定できるものもある。 液晶タブレットは110番の受理台用端末や電子カルテ、会議などの発表者用端末、テレビ会議システム用端末、クイズ番組などの回答者用端末など幅広い用途で利用されている。
また、パーソナルコンピュータ全体と統合されたタブレットPCというものも存在する。簡単なメモ書きや、ペン入力による文字入力にも使用されることもある。2007年に発売されたMicrosoft Windows Vistaでは、HOME BASICを除くすべてのエディションにてペンタブレットが標準でサポートされている。

