ペットボトル症候群
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ペットボトル症候群(ペットボトルしょうこうぐん、PET bottle syndrome)とは、 スポーツドリンク、清涼飲料水などを大量に飲み続けることによっておこる急性の糖尿病。糖尿病性ケトアシドーシスの症状となった若い人達の多くがペットボトルで清涼飲料水を飲んでいたことから「ペットボトル症候群(清涼飲料水ケトアシドーシス)」と名付けられた。1992年5月に、聖マリアンナ医科大学の研究グループが報告した。
市販飲料の多くには、100mlあたり10g(グラム)程度とかなり多く糖質が含まれている。スポーツドリンクにはたいてい100mlに6g程度の糖分が含まれている。ペットボトル飲料の普及とその手軽さから、知らず知らずのうちに過剰な糖分を摂取することになる。20代から30代の若者に多い。
これを普段水代わりとして飲んでいる場合、1日に2L程度飲むと仮定すれば、120 - 200gもの糖分を摂ることになる(熱量にして470 - 780kcal)。120gの砂糖は、1個当たりの重量が3.5 - 4g程度の角砂糖で換算すると約30個、ハンバーガーショップ等で多く使われている2gのスティックシュガーだと60本分となり、スティックシュガーの袋詰め商品一つ分を摂取していることになる。
人間が1日に必要とする炭水化物は総エネルギー必要量の50%から70%を目標にすべきとされる[1]。またWHO/FAOの2003年のレポートで、砂糖は総エネルギー必要量の10%未満にすべきだと勧告されている[2]。
| 標準男性 | 標準女性 | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 生活強度 | 低い (1)[3] | ふつう (2)[4] | 高い (3)[5] | 1 | 2 | 3 |
| 18~29(歳) | 288 - 400g | 331 - 464g | 381 - 534g | 219 - 306g | 256 - 359g | 294 - 411g |
| 70以上(歳) | 200 - 280g | 231 - 324g | 263 - 368g | 169 - 237g | 194 - 271g | 219 - 306g |
[編集] 脚注
- ^ 日本人の食事摂取基準(2005年版) (厚生労働省)
- ^ Report of a Joint WHO/FAO Expert Consultation Diet, Nutrition and the Prevention of Chronic Diseases 2003
- ^ 生活の大部分が座位で、静的な活動が中心の場合
- ^ 座位中心の仕事だが、職場内での移動や立位での作業・接客等、あるいは通勤・買物・家事、軽いスポーツ等のいずれかを含む場合
- ^ 移動や立位の多い仕事への従事者。あるいは、スポーツなど余暇における活発な運動習慣をもっている場合
[編集] 関連文献
- 食べもの文化編集部『清涼飲料上手な飲み方選び方』芽ばえ社、2003年4月。ISBN 978-4895792677。

