ベルレヴォーグ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
ベルレヴォーグ
Berlevåg
Berlevåg sentrum.jpg
Berlevåg komm.svg
基礎自治体章
位置
フィンマルク県の位置の位置図
フィンマルク県の位置
ベルレヴォーグの位置の位置図
ベルレヴォーグの位置
座標 : 北緯70度44分9秒 東経28度59分40秒 / 北緯70.73583度 東経28.99444度 / 70.73583; 28.99444
行政
ノルウェーの旗 ノルウェー
  フィンマルク県の旗 フィンマルク県
 基礎自治体 ベルレヴォーグ
首長 カシャテン・G・シャンヘー(2011年 - )
保守党
地理
面積  
  基礎自治体域 1,120km2(432.4mi2
    陸上   1,082km2(417.8mi2
人口
人口 (2004年現在)
  基礎自治体域 1,158人
    人口密度   1人/km2(2.6人/mi2
その他
等時帯 CETUTC+1
夏時間 CESTUTC+2
ノルウェー統計局のサイトより
公式ウェブサイト : www.berlevag.kommune.no/

Berlevaag.ogg ベルレヴォーグ[ヘルプ/ファイル]ノルウェー語: Berlevåg)は、ノルウェーフィンマルク県にある基礎自治体。行政の中心地はベルレヴォーグ村。1913年1月1日にターナから分かれた。 ベルレヴォーグ村と人口およそ45人のコングスフィヨルド村の二つの村落から成る。

基礎情報[編集]

地名[編集]

地名の最初の部分はノルウェー語で真珠を意味するperleが転じたもので、最後のvågは湾を意味する。

紋章[編集]

現在の紋章は1988年7月22日に国王の認可を得た。五つの水色の波はこの地域が海との闘いを繰り広げてきた反面、その海に頼ってきたことを物語っている[1]

地理[編集]

ヴァランゲル半島英語版の北部に位置し、バレンツ海に開けている。

域内の防波堤はこれまで幾度となく悪天候により壊されてきた。そのため、現在ではバレンツ海から押し寄せる激しい波に備え、テトラポットが置かれている。1973年に港に防波堤が建造されると、沿岸急行船「フッティルーテン」はここにドックを設けた。

沖を流れるメキシコ湾流の影響で冬はそれほど厳しくなく、-15℃を下回ることは滅多にない。他方、夏に30℃を超すこともない。

近海の島々には手付かずの山や湿地の自然が残り、幾千もの海鳥の営巣地となっている。バードウォッチングも可能。

歴史[編集]

第二次大戦[編集]

現在のベルレヴォーグ空港

第二次世界大戦のドイツ占領下、ベルレヴォーグにはロシア人捕虜によって空港が造営された。このため、1943年から翌年にかけて市街や飛行場はほぼ毎日ロシア軍からの爆撃を受けた。1944年11月、村はドイツの焦土作戦により跡形もなくなり、住民らは立ち退きを強いられた。終戦後、ノルウェー政府は住民らをよりよい港湾のある近くのコングスフィヨルドに移住させようとしたが、彼らは拒んで村を復興させた。当時、ベルレヴォーグには木が全くなかったため、住民らは旧飛行場の木板を活用して家を建てた。

大衆文化[編集]

ノルウェー人映画監督、クヌート・エリク・イェンセンのドキュメンタリー映画「Heftig og begeistret」には、Berlevåg Mannsangsforeningというベルレヴォーグの男性合唱団が登場する。トロムソ国際映画祭で初演されたこの映画は、国内で大ヒットした。合唱団はアメリカツアーも行い、ニューヨークグラウンドゼロでも公演を行った。合唱団中最年長で最も有名だったエイナル・ストランは、2004年に98歳で亡くなった。

姉妹都市[編集]

脚注[編集]

  1. ^ Kommunevåpen”. Flags of the World (2002年4月30日). 2008年12月10日閲覧。
ベルレヴォーグ村のパノラマ写真