ベルリンオリンピックにおけるサッカー競技

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1936年ベルリンオリンピックにおけるサッカー競技は、8月3日に開幕した。金メダルを獲得したのはイタリア王国(当時)であった。

概要[編集]

サッカー競技は前回大会の1932年のロサンゼルス大会において、一度オリンピックのスケジュールから除外されたものの、この大会から再び正式競技として復活した。又、アジアから初めて日本と中華民国がサッカー競技に参加した大会ともなっている。

大会方式[編集]

参加国16ヶ国によりノックアウト方式のトーナメントを行う。試合は全てベルリンで行われた。

参加国[編集]

参加国は以下の16カ国である。

試合結果[編集]

1回戦[編集]

8月3日 イタリア イタリア 1 - 0 アメリカ合衆国 アメリカ合衆国
8月3日 トルコ トルコ 0 - 4 ノルウェー ノルウェー
8月4日 日本 日本 3 - 2 スウェーデン スウェーデン
8月5日 ポーランド ポーランド 3 - 0 ハンガリー ハンガリー
8月5日 オーストリア オーストリア 3 - 1 エジプト エジプト
8月6日 ドイツ ドイツ 9 - 0 ルクセンブルク ルクセンブルク
8月6日 ペルー ペルー 7 - 3 フィンランド フィンランド
8月6日 イギリス イギリス 2 - 0 中華民国 中華民国

サッカー競技初出場の日本が、強豪国の一角と見られたスウェーデンを下した事は驚愕に値する事であった。現在でもこの勝利は日本サッカーにおける歴史的金字塔として捉えられており、しばしば「ベルリンの奇跡」として言及される事がある。

準々決勝[編集]

8月7日 イタリア イタリア 8 - 0 日本 日本
8月7日 ドイツ ドイツ 0 - 2 ノルウェー ノルウェー
8月8日 ポーランド ポーランド 5 - 4 イギリス イギリス
8月6日 ペルー ペルー 4 - 2 オーストリア オーストリア

この試合は2対2で延長戦に入ったところペルー人ファンがオーストリア人選手を襲う事件が発生し、その混乱の中ペルーが2点を加えて勝利した。オーストリア側の抗議を受けてIOCは無観客の再試合を命じたが、ペルー側が拒否したためオーストリアが準決勝に進んだ。

準決勝[編集]

8月10日 イタリア イタリア 2 - 1 ノルウェー ノルウェー
8月11日 ポーランド ポーランド 1 - 3 オーストリア オーストリア

3位決定戦[編集]

8月13日 ノルウェー ノルウェー 3 - 2 ポーランド ポーランド

決勝[編集]

8月15日 イタリア イタリア 2 - 1 オーストリア オーストリア

最終結果[編集]

順位 国・地域
1 イタリア イタリア
2 オーストリア オーストリア
3 ノルウェー ノルウェー
4 ポーランド ポーランド

各国メダル数[編集]

国・地域
1 イタリア イタリア 1 0 0 1
2 オーストリア オーストリア 0 1 0 1
3 ノルウェー ノルウェー 0 0 1 1

関連項目[編集]

外部リンク[編集]