ベランダ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ベランダ(ポルトガル語: Veranda、verandah)は、家屋の母屋から外接して張り出した部分で、縁や柵で囲まれることがあり庇や軒下に収まるもの、屋根がかかっているものをいう。
概要 [編集]
室内とは窓やドアなどで隔てられており、戸外である。日本家屋にある縁側や下屋もこれに当たる。2階以上に設けられたものを言うことが多いが庇や軒がかかっていなければバルコニーという。ガラスが嵌め込まれた屋内環境のベランダも多く存在する。1階部分に設けられたものを一般的にはテラスともいうが庇が覆っていれば本来はベランダである。玄関先であればポーチである。ほかに1階に造られるウッドデッキがある。
ベランダを表す英語などの外国語表記の「verandah」は、元々はポルトガル語で、それがインドに渡り、そこから世界に広まったといわれている。これはオックスフォード英語辞典でのこの語の説明にあるものである。
-
例2:旧グッゲンハイム邸(明治時代末)
-
例3:田尻歴史館(大正時代)
-
例1:ホテル ラ・スイート神戸ハーバーランド(平成時代)
非常時の機能 [編集]
ベランダは非常階段と連絡していたり、脱出口や避難ばしご等が設置されていることも多く、火災などの非常時には大きな役割を果たす。マンションやアパートなどのベランダは、各部屋ごとに珪酸カルシウム板(ケイカル板)やフレキシブル板(フレキ板)などで隔てられていることが多く、火災などの非常時にはこれらの板を突き破って非常階段や脱出口へと避難することになる。