ベネロング・ポイント

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座標: 南緯33度51分28秒 東経151度12分56秒 / 南緯33.85778度 東経151.21556度 / -33.85778; 151.21556

シドニー・オペラハウスのあるベネロング・ポイントの風景

ベネロング・ポイントBennelong Point)は、オーストラリア シドニーオペラハウスが位置する土地の名称。 先住民エオラ人Eora)はTubowghuleと呼んだ[1]

歴史[編集]

ベネロング・ポイントは、かつては陸繋島のひとつだった。現在は、シドニーと陸続きであるが、島の大部分は岩石で構成されており、西側には小さい砂浜が広がっていた。

1788年に、アーサー・フィリップが、シドニーに上陸した際には、数千年物の間、アボリジニが打ち捨ててきた牡蠣の貝殻が広がっていた。のちに、この貝殻は、モルタルを作るためにヨーロッパから移住してきた囚人の女性が貝殻を収集し、焼いていった。そういったことから、この岬は、「Limeburners' Point」と呼ばれるようになった。もっとも、ここで収集された貝殻の量は、2階建ての総督官邸を作る程度の量であった[2]

1790年代の前半、誘拐されたアボリジニのベネロングがニューサウスウェールズ植民地とアボリジニの間の仲介者となり、彼の住居がフィリップ総督の手によって、建設されたことから、この場所は、ベネロング・ポイントと呼ばれるようになった。

1817年から1821年にかけて、ラックラン・マッコーリーの指揮により、マッコーリー砦Fort Macquarie)建設が建設された。一方で、島の多くの石材が道路建設のために、この時期に切り出された。

1901年には、砦を解体し、フォート・マッコーリー・トラム車庫Fort Macquarie Tram Depot)が建設された。

1959年3月から1973年にかけて、シドニー・オペラハウスが建設された。


脚注[編集]

  1. ^ Aboriginal People of Coastal Sydney place names chart at the Living Harbour project of the Australian Museum
  2. ^ Robert Hughes, The Fatal Shore, 1987, paperback 1996 ISBN 1-86046-150-6, section 1.iii (page 11), and section 4.ii (page 90)

関連項目[編集]