ベニハシガラス属

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ベニハシガラス属
ベニハシガラス
ベニハシガラス Pyrrhocorax pyrrhocorax
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: スズメ目 Passeriformes
亜目 : スズメ亜目 Oscines
: カラス科 Corvidae
: ベニハシガラス属 Pyrrhocorax
Tunstall, 1771
Choughmaps2.png
      キバシガラス
      ベニハシガラス
      両種
キバシガラス Pyrrhocorax graculus

ベニハシカラス属(-ぞく、Pyrrhocorax)は、鳥綱スズメ目カラス科に属する属。模式種ベニハシガラス

分布[編集]

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形態[編集]

全長38cm程。全身は金属光沢のある黒い羽毛で覆われる。嘴はやや細く、先端が下方へ向かう。

測定値および識別[1]
特徴 ベニハシガラス キバシガラス
体重 285–380 g 191–244 g
翼長 24.9–30.4 cm 25.0–27.4 cm
尾長 12.6–14.5 cm 15.0–16.7 cm
跗蹠 5.5–5.9 cm 4.1–4.8 cm
嘴長 4.1–5.6 cm 3.1–3.7 cm
嘴色 赤色 黄色
飛翔時の識別:
ベニハシガラスは初列風切の「翼先の分離」があり、尾はキバシガラスより短い。
Pyrrhocorax pyrrhocorax -Penwith -Cornwall -flying-8b.jpg Pyrrhocorax graculus -Wengen -Switzerland -flying-8-4c.jpg

生態[編集]

高山や海岸等の岩壁に生息する。山腹では気流を利用し、飛翔することもある。高山に生息する個体は冬季になると低所へ降りることもある。主に群れで行動する。

食性は雑食で、果実種子昆虫類等を食べる。

岩の割れ目や洞穴などに営巣する。抱卵はメスのみが行い、オスがメスに餌を運ぶ。

分類[編集]

人間との関係[編集]

山小屋から出る残飯を食べることがある。

脚注[編集]

  1. ^ Data from Madge, Steve; Burn, Hilary (1994). Crows and Jays: A Guide to the Crows, Jays and Magpies of the World. A & C Black. pp. 132–135. ISBN 0-7136-3999-7.  for the nominate subspecies in each case, except for the tarsus and weight measurements for Alpine Chough, which are for P. g. digitatus

参考文献[編集]

  • 『原色ワイド図鑑4 鳥』、学習研究社、1984年、6頁。
  • 『動物大百科9 鳥III』、平凡社、1986年、146-149頁。
  • Steve Madge and Hilary Burn, Crows and Jays, London:Christopher Helm, 1994

関連項目[編集]