ヘルミオネ (小惑星)

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ヘルミオネ
121 Hermione
分類 小惑星
軌道の種類 小惑星帯
キュベレー族
発見
発見日 1872年5月12日
発見者 J. C. ワトソン
軌道要素と性質
元期:2008年11月30日 (JD 2,454,800.5)
軌道長半径 (a) 3.444 AU
近日点距離 (q) 2.978 AU
遠日点距離 (Q) 3.911 AU
離心率 (e) 0.135
公転周期 (P) 6.39 年
軌道傾斜角 (i) 7.60
近日点引数 (ω) 297.70 度
昇交点黄経 (Ω) 73.18 度
平均近点角 (M) 354.12 度
衛星の数 1
物理的性質
長短径 (254 ± 4)
× (125 ± 9) km
質量 (5.4 ± 0.3)
×1018 kg
平均密度 1.8 ± 0.2 g/cm3
表面重力 0.022 m/s2
脱出速度 0.075 km/s
自転周期 5.551 時間
スペクトル分類 C / Ch
絶対等級 (H) 7.31
アルベド(反射能) 0.0482
表面温度
最低 平均 最高
~152 K 231 K
(-44℃)
色指数 (B-V) 0.739
色指数 (U-B) 0.425
■Project ■Template

S/2002 (121) 1
仮符号・別名 S/2002 (121) 1
ラファイエット(非公式)
分類 小惑星の衛星
発見
発見日 2002年9月28日
発見者 D. C. スレイターら
軌道要素と性質
軌道長半径 (a) 768 ± 11 km
離心率 (e) 0.001 ± 0.001
公転周期 (P) 2.582 ± 0.002 日
軌道傾斜角 (i) 3 ± 2
(121) ヘルミオネの衛星
物理的性質
直径 12 ± 4 km
質量 ~1.6 ×1015 kg
脱出速度 ~6 m/s
絶対等級 (H) 13.0
■Project ■Template

ヘルミオネ (121 Hermione) は、小惑星帯に位置する大きく暗い小惑星の一つで、C型小惑星であり、メインベルト外縁部のキュベレー族の仲間である。1872年5月12日にアメリカ合衆国天文学者、J・C・ワトソンにより発見され、ギリシア神話に出てくるスパルタメネラーオスヘレネーの娘、ヘルミオネーから命名された。

W・M・ケック天文台での観測で2002年に衛星が発見され、さらに2003年12月に行われた補償光学を用いた観測により、ヘルミオネ自体も接触二重小惑星であることが分かった。衛星の歳差の解析により、ヘルミオネは雪だるま型をしていると考えられている。雪だるま型が正しいとすると、この小惑星は半径60kmと80kmの2つの球からなり、その中心は115km離れている。

衛星の軌道の観測により、ヘルミオネの重量が正確に割り出された。雪だるまモデルにより密度は1.8 ± 0.2 g/cm³と推定され、ラブルパイルで構成されていると見られている。掩蔽は少なくとも3度観測されており、そのうち最新のものは2004年2月である。

衛星[編集]

2002年にW・M・ケック天文台での観測で衛星が発見され、S/2002 (121) 1という仮符号がつけられた。また、2002年にアメリカ合衆国名誉市民に選ばれた18世紀のフランス人、ラファイエット侯爵にちなんだラファイエットという名前が提案されているが、まだ正式名称とはなっていない。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]


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