ヘラオオバコ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
ヘラオオバコ
Plantago lanceolata in Japan.jpg
ヘラオオバコ (仙台市広瀬川の河原)
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
階級なし : キク類 asterids
階級なし : シソ類 lamiids
: シソ目 Lamiales
: オオバコ科 Plantaginaceae
: オオバコ連 Plantagineae
: オオバコ属 Plantago
: ヘラオオバコ P. lanceolata
学名
Plantago lanceolata
L.
和名
ヘラオオバコ(箆大葉子)
英名
Ribwort Plantain, English Plantain

ヘラオオバコ (箆大葉子、Plantago lanceolata)は、オオバコ科オオバコ属の植物である。ヨーロッパ原産の雑草で、日本では帰化植物である[1]

特徴[編集]

細長いへら状の葉を水平から斜め上に放射状に伸ばし、その上へ茎を幾本もひょろひょろと30から50センチくらいに伸ばして花の穂をつける。穂には小さな花が密生しており、下から上へと次々に咲き上がっていく。穂の周りに細い糸に支えられてつき、白い輪のように目立つのはおしべである。オオバコより大きく高いが、オオバコのような踏みつけ耐性はない。

花粉症の原因植物になる。

侵入と分布[編集]

江戸時代末期に侵入したものとされ、その後広く日本全土に分布を広げた。

畑地、道端、果樹園、河川敷、牧草地、荒地などに耐乾性があるため広く生育する。

北アメリカをはじめ世界中に分布を広げ、コスモポリタン雑草となっている。

利用[編集]

ヘラオオバコはヨーロッパでハーブとして食用や薬用に利用され、家畜用飼料としても栽培されている。

脚注[編集]

参考文献[編集]

  • 森弘 「ヘラオオバコの育成子牛への給与効果」 『養牛の友』 2007年2月号70~72ページ 日本畜産振興会