プロデル
| プロデル | |
|---|---|
| パラダイム | オブジェクト指向プログラミング 日本語プログラミング言語 |
| 登場時期 | コンセプト版2007/8/7 ベータ版2008/7/27 |
| 開発者 | ゆうと |
| 影響を受けた言語 | Visual Basic、TTSneo |
| プラットフォーム | Microsoft Windows |
| ウェブサイト | 日本語プログラミング言語「プロデル」 |
プロデルは、ゆうとが開発したインタプリタ型のプログラミング言語である。TTSneoの後継となる言語で、開発言語をVisual Basicから.NET Frameworkにかえ、実行速度が速くなった。それに加え、オブジェクト指向プログラミングの概念を導入し、様々な部分が新しくなった。TTSneoとの互換性は、ほとんどない。
目次 |
概要 [編集]
プロデルという名前の由来は、フランス語で「造る」「生産する」といった意味がある動詞 "Produire" からきている。そのままでは読みにくいので、短くして「プロデル」と名付けた。
ほとんどの言語が英語をベースの文法で記述するが、プロデルでは日本語をベースに文法を記述するので、日本人にとって理解しやすい。TTSneoに比べ、さらに日本語らしい自然な記述ができる。TTSneoとの互換性がほとんどないと書いたが、TTSneoの経験者にもなじみやすい言語仕様となっている。
TTSneoとの相違点 [編集]
TTSneoとの相違点は多岐にわたり、TTSneoに比べ多彩で高機能になった。
- オブジェクト指向プログラミングに対応した。(厳密な意味では違う)
- 命令と関数の区別がなくなり、記述方法が同じになった。
- もっと日本語らしいプログラムの記述。
- 明示的に変数の型を宣言することができるようになった。
- 処理速度が速くなった。
- 部品(コントロール)がWindows XP/Windows Vistaのテーマスタイルに対応。
- 実行可能ファイルのアイコンの指定、バージョン情報等の指定が可能になった。
言語仕様 [編集]
基本 [編集]
命令の書き方 [編集]
プロデルでは、日本語の文に近い表現で命令を記述する。
「file.txt」をデスクトップへコピー
《値》《助詞》…《命令(述語)》 《値》《助詞》…《オブジェクト名》が《命令》
《値》と《助詞》がセットで引数を構成する。 助詞の順序は決められていない。また、「、」やスペースの分かち書きは不要である。 《値》の部分にはさらに、上記の文を入れ子にすることができるが、助詞が重複し正しく認識しない場合、( )や[ ]で囲む。
値が取得できる命令の書き方(関数) [編集]
TTSneoから向上した機能の一つ。ほかの言語で言う「関数」である。 これも日本語の文に近い表現で記述できる。
《変数名》は、《値》《助詞》…《命令》したもの 《変数名》は、《値》《助詞》…《オブジェクト名》が《命令》したもの 《変数名》は、《値》《助詞》…《オブジェクト名》の《命令》
「したもの」は省略可能で、これらの命令は単独では使えない。
変数・文字列・数値・計算式 [編集]
- 文字列は「 」で囲み、数値は何も囲まずそのまま記述する。
- 変数や計算式は何も囲まずそのまま記述する。
- 文字や計算式、変数との接続は、「 」の中に[ ]で囲む。
値段は、250 「消費税込みの値段は、[値段*1.05]円です。」を表示
制御構文 [編集]
繰り返し [編集]
- 指定した回数だけ繰り返す
《繰り返す回数》回、繰り返す ・・ 繰り返し終わり
《繰り返す回数》で繰り返す回数を指定する。
1行で指定する場合、以下のように記述する。
《繰り返す回数》回、「《命令》」を繰り返す
- 変数が指定した値になるまで繰り返す
指定した範囲で、処理を繰り返すには、以下のような書式で記述する。 Visual Basicで言う「For」にあたる。
《変数名》を《初期値》から《増減値》ずつ<増や|減ら|カウントしながら>《最終値》まで繰り返す … 繰り返し終わり
処理が繰り返されるたびに《変数名》の値を増やす(減らす)。
- 条件式を満たすまで繰り返す
《条件式》の間、繰り返し … 繰り返し終わり
《変数名》、《初期値》、《最終値》も指定できる。
値が10未満の間、繰り返す … 繰り返し終わり
- 配列の内容に応じて繰り返す
《配列名》を《各要素を格納する変数》へそれぞれ繰り返す … 繰り返し終わり
例文
内容は、「a,b,c,d,e,f,g」 配列は、(内容を「,」で区切ったもの) 配列を要素へそれぞれ繰り返す : 要素を表示 繰り返し終わり
- 処理を中断する方法
「抜ける」命令を使うことで、繰り返し回数に関わらず構文から抜ける。
3回、繰り返す 「ワン」を表示 繰り返しを抜ける 繰り返し終わり
「続ける」命令を使うことで、それ以降の構文内の処理をやめ、処理を続ける。
3回、繰り返す 「ワン」を表示 繰り返しを続ける ーーこれ以降は実行されません。 「ニャン」を表示 繰り返し終わり