プレイステーション・ポータブル go
プレイステーション・ポータブル go(PSP-N1000)
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| メーカー | ソニー・コンピュータエンタテインメント |
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| 種別 | 携帯型ゲーム機 |
| 世代 | 第7世代 |
| 発売日 | |
| CPU | MIPS 最大333MHz[1] |
| 対応メディア | なし |
| 対応ストレージ | 16GB 内蔵フラッシュメモリ メモリースティック マイクロ (M2) |
| コントローラ入力 | SIXAXIS デュアルショック 3 (いずれもオプションとして) |
| 外部接続 | IEEE 802.11b(Wi-Fi WPA対応) USB 2.0 Bluetooth 2.0 + EDR[1] |
| オンラインサービス | プレイステーションネットワーク |
| 互換ハード | プレイステーション・ポータブル (UMDソフトを除く) |
プレイステーション・ポータブル go(プレイステーション・ポータブル ゴー、PlayStation Portable go)は、ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCEI)が発売する携帯型ゲーム機。PSPからUMDドライブを省いた機種であり、記録媒体はメモリースティックと本体内蔵のフラッシュメモリのみ、利用できるソフトウェアはダウンロード販売経由に限定されている。略称はPSP go。
目次 |
[編集] 機能・特徴
同社が発売するプレイステーション・ポータブルの姉妹機にあたる。2009年6月、アメリカで開かれたコンピュータゲーム見本市であるElectronic Entertainment Expo(E3)にて発表され、北米・欧州では2009年10月に、日本では同年11月に発売された。2011年4月20日に出荷終了が発表され、以後は在庫分のみでの販売となる。
『様々なコンテンツをより手軽に持ち出せる』ことに着眼し、開発された。大半の機能は従来のPSPと変化はないが、以下の点に変更が加えられている。
- 薄型・軽量化
- ユニバーサル・メディア・ディスク(UMD)ドライブを廃止し、本体の大幅な薄型・小型化が図られた。液晶ディスプレイは解像度を480×272に据え置きのまま従来の4.3型から3.8型になった。本体の大きさも初代PSPと比較して50%小さく、40%の軽量化が図られた[2]。
- 16GBのフラッシュメモリを搭載
- ディスク交換をせずに多くのコンテンツを楽しむことができるようになった。また、インターネットを通じてゲームソフトの購入やダウンロード・ゲームのプレイが全て一台で行えるようになった。
- UMDドライブが廃止されたことで、ゲームを含む全てのコンテンツはインターネット上にあるプレイステーションストアを通じてダウンロードをして購入することになる。購入にはPSP go本体からに加えて、従来型のPSP-1000/2000/3000と同様にプレイステーション3 (PS3) やコンテンツ管理ソフトウェアである『Media Go』が導入されたパソコンでも行える。
- Bluetooth規格に対応
- 無線通信にIEEE 802.11b(無線LAN)に加えてBluetoothにも対応し、Bluetooth規格に対応したヘッドホンを利用することでワイヤレスでPSP goに保存した音楽や音声を楽しむことができる[3]。対応プロファイルはA2DP、HSP、AVRCP、DUN。また、PS3のコントローラーでPSP goを遠隔操作したり[2]、携帯電話と接続し、インターネット接続ができるようになった[4]。
- Bluetooth接続により、PS3のコントローラーを利用してゲームなどの操作を行うことができる。ただしPSP専用ゲームでは、PSPに対応したボタンでしか機能せず、LRボタンやアナログレバーはPSPに一つずつしかないためPS3のコントローラーでも完全に割り振りできない。ゲームアーカイブスで使う場合は、LR2や右アナログレバーなどが有効になり、初代PlayStation同様の機能を持たせることができる。
- バージョン6.10にて、ゲームアーカイブスでPS3のコントローラーの振動機能が使えるようになり、PSP go本体のコントローラーとPS3のコントローラーを1P2Pなどへ割り当てることが可能。従来のPSPでは一人用だったがこれにより2P対戦などが可能になった。
- ソフトウェア
- PSP goのみ、ゲームスリープ機能によるゲーム一時停止中にXMBの操作が可能になった。なお、ゲームスリープ機能を使うことによりゲームを中断させたまま、他のゲームをすることが可能である。この機能はプレイ中の状態をそのまま中断静止させるものであり、従来機のようにUMDなどのゲームをセーブポイントまで立ち上がらせて「起動させる」より手軽に遊び直すことができる。また、バッテリー残量がなくなった場合、自動的にこの状態へセーブされる。
- 従来機にあった「バッテリー情報」(0%〜100%の表示)がなく、上の目盛りが三つのバッテリーマークでしか残量を確認することができない。
- システムアップデート
- 従来機と同じく本体ソフトウェアをインターネットを利用してアップデートが出来る。しかし、従来機とは別のアップデータとして提供されるため、従来機用のアップデータでアップデートすることが出来ない。
- 互換性
- プレイステーションネットワークのアカウントは、PSP・PS3とともに共通している。
- USB端子が充電と兼用である専用のマルチユース端子となり、既存のPSPのようにA-miniBタイプの汎用USBケーブルでの外部機器との接続は不可能となっている。
- 対応メモリースティックには、従来のPSPで利用されてきた「メモリースティック Duo」よりさらに小型の「メモリースティック・マイクロ(M2)」が採用されている。
- UMDドライブが廃止されたことで、既存のUMDを用いたPSP用のゲームや映像ソフトが利用できなくなった。UMDのみでダウンロード販売がされていないソフトもあるため、全てのPSP用ソフトがPSP goでプレイできるわけではない。
- 当初は手元にあるUMDソフトをPSP goでも遊べるようにするプログラムを導入するとしていたが、不正コピーに利用される恐れがあることと「ソフトの著作権上の問題を解決できない」という理由から対応が見送られた[5]。しかし、PSPの次世代機PlayStation Vitaの発売に伴い2011年12月6日に開始されたUMD Passportによって、手持ちのUMDのIDをPSNアカウントに登録するとダウンロード版を割引価格で買えるようになったため、PSPgoでもその恩恵が得られるようになった(UMDのID登録にはPSPgoではないPSPが必要)。
[編集] 仕様
PSP goの仕様は以下の通りとなっている[1]。
- CPU
- メモリ
- メインメモリ:64MB
- ディスプレイ
- 3.8インチ16:9ワイドスクリーンTFT液晶
- 480 × 272ピクセル 1,677万色
- サウンド
- ステレオスピーカー内蔵
- 主なI/O
- ボタン、各種スイッチ類
- 方向キー(上下左右)、アナログパッド ×1
- △、○、×、□ボタン、L、Rボタン ×1
- START、SELECT、PSボタン ×1
- POWER/HOLDスイッチ ×1
- ワイヤレスLAN(ON/OFF)スイッチ ×1
- ディスプレイ、サウンド、音量+/-ボタン ×1
- 電源
- リチウムイオンバッテリー(本体に内蔵)
- 外部ACアダプター
- USB充電
- 本体内蔵メモリ
- 16GBオンボードフラッシュメモリー
- 質量
- 約158g
- 寸法
- 約128×16.5×69mm(幅×高さ×奥行き)(最大突起除く)
- プレイステーション・ポータブル go(税込希望小売価格 \26,800円)
- ピアノ・ブラック、PSP-N1000 PB:2009年11月1日発売。
- パール・ホワイト、PSP-N1000 PW:2009年11月1日発売。
- 2010年10月26日より、16,800円へと小売価格を改定[6]。
[編集] 売上・評価
あくまでPSPのバリエーションの一つという扱いであり、従来型のPSPと並行して販売されているため、単純な売上台数の比較はできないが、日本においては初日の売上は約3万台でその後の週間売上台数もPSP全体の10%以下が大半となっている。ほぼ同時期に発売されたニンテンドーDSi LLが初週に約10万台を売り上げて、その後もニンテンドーDSの売上全体において一定のシェアを得たのとしばしば比較される。
これに関しては
- UMDドライブが廃止されたため、従来のPSP利用者は購入済みのタイトル・コンテンツを活用することができない仕様であり、新ハードへの買い替えが起きにくかった。
- 購入したソフトを中古売却できず、ユーザーには不便な点が目立っていた。
- さらに現在のコンピュータゲーム市場においてはオンライン機能やダウンロード販売の利用が主流とはなっておらず、逆にインターネット環境が整っていない消費者はフリースポットなどを活用しなければコンテンツ購入自体ができずにマイナス要素となってしまった。
- ソフト販売に売上を依存するゲーム小売店にとっては存在を否定する商品であり、これらの関係者からの反発も招いてしまい拡販に苦戦していた。
- PSP goに性能は劣るものの、従来のPSP-1000/2000/3000型でも、容量の大きいメモリースティック PRO Duoを用意すればダウンロードでのコンテンツ購入およびPSP goの代用は可能であるため、ダウンロード販売ならではの要素が「PSP goならではの魅力」になりにくかった。
- 初期価格が高価(26,800円)であり、むしろPSP go発売に伴って値下げされた従来のPSPに注目が集まった。
などがアナリストなどから指摘されている[7]。 価格に関しては上記の「仕様」のように2010年10月26日より16,800円に値下げされ、従来のPSPとほぼ同額となった。同週(2010年10月25日 - 10月31日)における日本の販売台数は3,031台と同週の従来型PSPの売上38,874台より劣るが、先週のPSP goの売上である924台からは大幅に増加したものの、以後も主流になるには至らなかった。
最終的には、販売台数やPSPの後継機となるプレイステーション・ヴィータの準備などのため、2011年4月20日に従来のPSPの生産は続けたままPSP goの出荷終了が発表されることとなった。
[編集] 歴代キャッチコピー
- こころは、もっと動く。
- つかいきろう
[編集] 脚注
- ^ a b c “PSP「プレイステーション・ポータブル」go(PSP-N1000)商品概要”. 株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント. 2009年11月1日閲覧。
- ^ a b 臼田勤哉. “SCE、UMDを省き小型化した「PSP go」を発表”. AV Watch (Impress Watch) 2009年11月1日閲覧。
- ^ PSP「プレイステーション・ポータブル」go PSPの新ラインアップとして、日米欧アジアにて2009年秋発売
- ^ システムソフトウェア バージョン6.10 | Bluetoothの対応プロファイルに「DUN」を追加
- ^ 山崎 健太郎. “SCE、「PSP go」でのUMDソフト対応を見送り - 権利処理等が問題。キャンペーンやPSN充実で対応”. AV Watch (Impress Watch) 2009年11月11日閲覧。
河村 成浩. “PSP go:UMDソフトの対応見送りへ 著作権問題が解決できず”. まんたんウェブ (毎日新聞社) 2009年11月2日閲覧。 - ^ PSP®「プレイステーション・ポータブル」go 新価格 希望小売価格16,800円(税込) 2010年10月26日(火)より発売プレイステーション®オフィシャルサイトより。
- ^ AllAbout ゲーム業界ニュース 欲しい人がいなければ売れない、ということなど。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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