プリンス・オブ・ペルシャ2

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
プリンス・オブ・ペルシャ2
ジャンル アクションゲーム
対応機種 MacintoshMS-DOSWindows 95SNESGENESISFM-TOWNSPC-9801
開発元 Brøderbund
発売元 Brøderbund
人数 1人
発売日 ■年から■年
テンプレートを表示

プリンス・オブ・ペルシャ2 ザ・シャドウ アンド ザ・フレーム』 (Prince of Persia 2 The Shadow and The Flame) は、前作プリンス・オブ・ペルシャの続編にあたり、アメリカのBrøderbund社より発売されたアラビアンナイト風の世界観を持つアクションゲーム。本作の開発者ジョーダン・メックナーは『カラテカ』の開発者でもあり、キャラクターの動きへのこだわりに彼の作風が現れている。

作品解説[編集]

主人公の滑らかな動きとギロチンやスパイク等の残虐な罠が特徴で、一人の若者が自らの存在意義を確認するために冒険することとなる。基本的には前作のシステムを踏襲している。

罠は主人公だけでなく兵士にも平等に作用するので、敵兵士を罠に叩き落とすようなプレーも可能である。

前作は城内のみのフィールド構成だったが、今作は城を飛び出して様々なところを回ることになる。この場面転換は前作をプレイした者にとっては新鮮に映る。しかし今作は下手すると前作以上に難しく、まず前作をプレイし、クリアしたことがプレイの前提となろう。

日本での移植作は少なく、日本語版はインタープログ社が移植したFM TOWNSPC-9801(要256色ボード各種+CD-ROMドライブ)、Macintoshしかなく、日本では知名度の低いマイナーゲームな扱いになろう。オリジナルに忠実な移植なので、解像度は前作の高解像度と違い320x200ドット・BGMは海外版を録音したものが流れるので前作とはだいぶ印象が変わっている。

なお、Xboxプリンス・オブ・ペルシャ 時間の砂に本作は収録されている。

海外コンシューマー機のSNES・GENESIS版は最終決戦が省かれた仕様となっている。

システム[編集]

基本的には洞窟や遺跡などの各所にあるスイッチを踏むことで道を開き、ゴールへたどり着くことが目的となるが、今作はレベル1(1面目)から早速例外的な、あっと驚くクリア方法になる。フィールドにはトラップや骸骨などの敵が存在し、主人公の行く手を妨げる。また、このゲームには、ゲーム全体を通して90分(一部機種では75分)のタイムリミットがある。

基本的な進行は、スイッチを踏むことによりどこかで鉄格子や石扉が上がり、その扉が落ちるまでの間に通り抜けることによって先に進む形になる。大抵ひとつだけゴールを開けるスイッチがあり、一部の例外的な面を除きそのスイッチを踏んでゴールをくぐることによってクリアする。

罠は複数存在する。上に乗ると落ちる床板や、踏むと扉が即座に落下するスイッチ、踏むとダーツが飛んでくるスイッチ、横から飛び出てくる針、ギロチン、プレス、マグマ、飲むと体力の減るクスリ、画面が上下反転するクスリが存在する。ダーツに当たるとダメージを受ける。針にさされたりギロチンに切られたり、プレスや落ちる扉に押しつぶされたりマグマにはまったりすると即死である。本作のギロチンは横向けに刃が動くもので、しゃがんでうつ伏せに寝ころび、ほふく前進することにより回避する。

逆にお助けアイテムも存在し、飲むとライフが回復するクスリや、ライフが全回復した上に最大値も増えるクスリが存在する。ただ、貴重なクスリは罠に囲まれていて、取るのが非常に難しいのが特徴である。

敵は数種類存在する。場面ごとに異なった種類の敵が登場する。そして、今作では複数の敵が一度に襲いかかることもある。左右から挟み撃ちにされると、とたんに苦戦を強いられる。

戦闘は剣を用いて闘う(今作では、始めから剣を持っている)。基本的には前後の移動、攻撃、相手の剣を受ける防御の3動作しかないが、それらの動作のタイミングにより奥の深い戦闘が繰り広げられる。相手の攻撃を受けるとライフが減り、ライフがゼロになると死んでしまう。逆に相手のライフをゼロにすると相手が死ぬ。なお、戦闘中に剣をしまうことも出来るが、丸腰の状態で相手の攻撃を受けるといくら体力があっても即死してしまう。

剣は3種類。一つは最初から持っている剣、これはゲームの途中で失われる。二つ目は折れた剣で攻撃力が低く、レンジも短い。それまでは素手のため敵から逃げるしかない。三つ目はその後手に入る王の剣で攻撃力・レンジは最初の剣と同じ。

ある程度以上の高度から落ちるとダメージを受ける。高さによってはライフが1減るだけで済むが、1画面程度の高さから落ちると即死である。ゆっくりとプレーをしていれば操作ミスで落ちることはないのだが、制限時間があるために悠長なプレーはしていられず、結果として主人公は頻繁に転落死することになる。

とにかく即死しやすいゲームであるため、セーブを駆使して進めていくことになるのだが、セーブは基本的に面(レベル)の境目ごとにしか出来ない。一部の難易度の高いトラップを抜けた後でセーブできるシステムもある。

続編[編集]