プリンス・オブ・ウェールズ (空母)

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艦歴
発注 2008年5月20日
起工
進水
就役
退役
その後
除籍
性能諸元
排水量 基準:45,000t 満載: 65,000t
全長 284m
全幅 40m
吃水 10m
機関
最大速力 28 kt以上
航続距離 10,000 海里(18,520 km)
乗員 2,200名
兵装
搭載機 CTOL機(F-35C、平時36機程度、戦時には最大48機)
ヘリコプター数機

HMS プリンス・オブ・ウェールズ英語: Prince of Wales)はイギリス海軍が現在建造している航空母艦クイーン・エリザベス級航空母艦の2番艦である[1][2]

[編集] 設計

本艦と姉妹艦の「クイーン・エリザベス」はイギリス海軍史上最大の軍艦になる予定である。クイーン・エリザベス級は多目的の航空母艦として複数の任務に対応する。36機のF-35C統合打撃戦闘機と12機のヘリコプターを搭載する能力を備える。

船体は4つのセクションがポーツマス、Rosyth、Barrow-in-Furness、クライドでBAEシステムズVT グループによって建造される。最終組み立てを行うRosythの1号乾ドックでは「クイーン・エリザベス」と「プリンス・オブ・ウェールズ」のために改修工事が進められている。[3]

[編集] 艦歴

2007年7月25日、国防大臣のDes Browneは38億ポンドで2隻を発注した。このニュースは政治家、労働組合に歓迎された[4]。両艦ともポーツマス海軍基地を拠点とする予定である[5]。この時点の計画では空母はスキージャンプ式飛行甲板を備え、艦載機はヘリコプターのほかF-35のV/STOL型であるF-35Bであった。

2008年12月11日、国防大臣のジョン・ハットンは2隻の就航が当初予定の2014年と2016年よりも1年か2年遅れると発表した[2]

2010年10月25日、戦略見直し事業に伴い、イギリス海軍はクイーン・エリザベス級航空母艦の内の1隻の調達を断念すると発表した。航空母艦を1隻にすることで、高騰するF-35のコスト76億ポンドを含む82億ポンドを削減でき、「プリンス・オブ・ウェールズ」を、2018年に退役する揚陸ヘリ空母オーシャン」の代替艦にすることで、さらに6億ポンドの削減になると見積もられている。さらに11月25日には、英『ガーディアン』電子版が、プリンス・オブ・ウェールズがインド海軍に売却される可能性があると報じた[6]

しかし、その後の決定で本艦の搭載機が開発遅延著しいF-35BからF-35Cに変更され、それにあわせ発艦方法がスキージャンプ方式から電磁式航空機発艦システム(EMALS,電磁式カタパルト)への改修が行われ2019年にCTOL空母として就役することになった。工事が進んでいる1番艦クイーン・エリザベスは先行して2016年にヘリコプターのみを艦載機とし固定翼機を持たないヘリ空母として完成し、本艦の就役を待って予備役に編入される予定である[7]

[編集] 脚注

  1. ^ Parliamentary Debates, House of Commons, 2007-07-25
  2. ^ a b “Aircraft carriers delayed”. BBC. http://news.bbc.co.uk/1/hi/uk/7776695.stm 2008年12月15日閲覧。 
  3. ^ Harding, Thomas (2007年7月26日). “£4bn carriers 'will be jewel in Navy's crown'”. The Daily Telegraph. Telegraph Media Group Ltd. 2007年7月27日閲覧。
  4. ^ http://news.bbc.co.uk/1/hi/scotland/6914788.stm MOD confirms carrier order | BBC News Retrieved 11 December 2008
  5. ^ http://www.royalnavy.mod.uk/server/show/nav.3099 Portsmouth Naval Base facts on MOD website. Retrieved 11 December 2008
  6. ^ 「海外艦艇ニュース 英海軍がクイーン・エリザベス級空母を1隻断念」『世界の艦船』第719集(2010年2月号)海人社
  7. ^ 世界の艦船2011年12月号 海外艦艇ニュース
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