プリアポス
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プリアーポス(古希: Πρίαπος, Priāpos)とは、ギリシア神話における牛飼い、庭園および果樹園の守護神で生殖と豊穣を司る、男性の生殖力の神である。
ディオニューソス(ヘルメースとも)とアプロディーテーの間に生まれる。
[編集] 概要
主に農業従事者に信仰された神で、もとはラムプサコスという地方で豊穣の神として崇められていたが、アレキサンダー大王の遠征を期にギリシア全土に信仰が広まる。
古代ローマでも「プリアープス」(Priapus)の名で信仰されるが、プリアーポスの名はしばしば陰茎の隠喩として使われ、さらに侮辱語としても用いられることがあった。カリグラ帝はしばしば、部下のカッシウス・カエレアを「プリアーポス」と呼んで侮辱したと伝えられる。
ギリシア神話に組み込まれてからは、果樹の守り神として、あるいは庭園の守り神として信仰され、果樹園や庭園にその神像が置かれた。護符としてのプリアーポスの神像は、豊かな実りを嫉妬する者からの邪視を防ぐと考えられていた。
この神の神像はしばしば陰茎そのものの形であらわされることがある。