プジョー・307

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プジョー・307
ハッチバック
Peugeot.307.topview.arp.750pix.jpg
クーペカブリオレ
Peugeot307cc babylonred.jpg
販売期間 2001年 -
ボディタイプ 4ドアセダン
3ドア・5ドア ハッチバック
5ドア ステーションワゴン
2ドア クーペカブリオレ(CC)
セダンと3ドアハッチバックは日本で正規販売なし
エンジン 1.3L、1.6、2.0Lガソリンエンジン
1.6L、2.0Lディーゼルエンジン
1.3Lモデルとディーゼルは日本で正規販売なし
最高出力 137PS/6,000rpm
最大トルク 19.40kgfm/4,100rpm
変速機 4速AT・5速MT
駆動方式 前輪駆動
サスペンション ストラット(前)
トレーリングアーム(後)
全長 セダン:4,470mm
ハッチバック:4,210mm
CC:4,380mm
全幅 1,730mm
全高 1,510mm
CCのみ1,420mm
先代 プジョー・306
後継 プジョー・308
-自動車のスペック表-

プジョー・307Peugeot 307 )は、フランスの自動車メーカー、プジョーが2001年から2008年まで生産していた乗用車である。

日本における概要[編集]

同車の乗用車306の後継であり、安全性の確保等の理由によってボディは大型化されたファミリー向けの車種であった。最終的には、ハッチバック307フェリーヌ、3列7人乗りミニバン307SWクーペカブリオレ(電動格納屋根のオープンカー)の307CCの3種類が存在した。

エンジンは1.6Lと2.0Lが搭載されたが、CCは2.0Lのみとなる。CC及びフェリーヌにはチューンアップした2.0Lエンジンを搭載したSportというグレードが存在した。いずれもマニュアル設定のみであるが、CCではハンドルが左右選べる設定となっていた。SWには後席まで開口のあるパノラミックガラスルーフが装備されており、以後日産・ラフェスタ、ホンダ・エアウェイブにデザイン上の影響を与えた。2列目以降のシートは1席単位で取り外しが可能であった。一時ラインナップされていた307ブレークはSWと同じボディであるが、こちらは2列5人乗りのステーションワゴンでパノラミックガラスルーフの設定がなかった。

WRC[編集]

モータースポーツにおいては2004年のWRCより、これまでの206WRCから307CCをベースとしたWRカー・307WRCにスイッチした。307WRCは時折速さを見せるものの度重なるギヤボックスのトラブル、またボディの大型化により時としてカスタマー・スペック車の206WRCの後塵を浴びるほど不振を極め、あまりのマシントラブルの多さに当時のワークスドライバーであったマーカス・グロンホルムは「このクルマにはもううんざりだ」とスペシャルステージ直後のインタビューで吐き捨てている。2005年シーズンを最後にワークスとしてのWRC撤退を表明した。ちなみに、2005年度のワークスマシンを元としたカスタマー・スペック車が、2006年シーズンにプライベートチームOMVプジョー・ノルウェーWRTからエントリーしていた。

歴史[編集]

  • 2001年春 - 欧州で発売
    • 9月 - 日本で3ドア/5ドアハッチバックを発売
  • 2002年10月 - 日本で307ブレーク/SWを発売
  • 2003年10月 - 東京モーターショーでCCを参考出品
  • 2004年 - 世界ラリー選手権に「307WRC(CCベース)」で出場
    • 3月 - 日本で307CC発売開始
  • 2005年6月 - 欧州でマイナーチェンジ。407のような顔つきになる。
    • 10月 - 日本でもマイナーチェンジされる。同時にグレード展開も変更。3ドアハッチバックとブレークが廃止され、新たにハッチバックにはフェリーヌの名が付いた。
  • 2006年5月 - SWに1.6Lモデルを追加。
    • 10月 - フェリーヌの特別仕様車Oxygoを発売。黒120台、赤50台、青80台の限定計250台。
  • 2008年 - 後継車である308の発売により、307シリーズは販売は終了した。但し、中国ブラジル等の新興国の市場ではセダンを中心に2010年現在でも継続発売。