プエラリア
| プエラリア | ||||||||||||||||||||||||
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| 分類 | ||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | ||||||||||||||||||||||||
| Pueraria mirifica Airy Shaw & Suvatab. | ||||||||||||||||||||||||
| 和名 | ||||||||||||||||||||||||
| プエラリア |
プエラリア(学名:Pueraria mirifica)は、タイ北部やミャンマーの山岳地帯など、亜熱帯地域の落葉樹林に自生するマメ科クズ属の植物。赤いグワオーデン、黒いグワオーダム、白いグアオークルアの3種類が有る。 塊根に含まれる成分はショ糖 (砂糖)・食物繊維が大部分だが、女性ホルモンに似た作用を持つ植物性エストロゲン・イソフラボンが含まれており、含有量は大豆のほぼ40倍にも達する。
エストロゲンを活性化する誘導体はゲニステイン、ダイゼインに大別できるが、プエラリア・ミリフィカは、より活性の強い類縁体・ミロエストロールやデオキシミロエステロールが含まれ、更年期障害の軽減や、ホルモン置換療法、他にも女性の美肌作用などに効果が期待できるとされる。
また女性が注目するのは、過去[いつ?]、イギリスの学術雑誌『Nature』において“プエラリア・ミリフィカには「プエラリン」という美乳効果をもつ成分(大豆イソフラボンにはほとんどない)が多く含まれる”との趣旨が発表されたことも、大きな理由の1つと思われる。一般には“白”の多くが「ガウクルア」とも表記され、サプリメントとして市販されている。
ただし、プエラリアが含むミロエストロール(強力なエストロゲン活性をもつ成分)等は、その効果の強さから、当然に副作用をも考慮する必要がある。サプリメントとして濃縮されたものについては、過剰摂取に注意が必要であろう。 しかし、濃縮されていないプエラリアを食べる場合には、現地でも古来から食べている食品なので問題はないとされる。 なお日本においては特定保健用食品に含まれる植物性エストロゲン摂取量の上限を大豆イソフラボンアグリコン換算値として「30mg/日」と定めている[1]。
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[編集] 由来
プエラリア・ミリフィカが注目を浴びたのは、ミャンマーのかつての首都・ブーカムにある仏塔の下から見つかったビルマ語の古文書を翻訳・編纂したことにはじまる。この中には、高齢の女性がプエラリア・ミリフィカを食し、美しさと健康をいつまでも保っていたという趣旨の内容が記載されていた。茎は衣服、紙、縄、日用雑貨(籠・小物類)にも使用されていた。
[編集] プエラリア種の判別は困難
プエラリア・ミリフィカは世界中で約650属、18,000種を含むマメ科植物の1種。本種をタイではタイ語: กวาวเครือ(ガウクルア、クワーオクルア、グアオークルア)と呼ばれ、「木に巻き上がる蔓草」という意味をもつ。タイには多数の木に巻き上がるマメ科の蔓植物があり、これらの植物の中にはプエラリア・ミリフィカと同様に塊根を形成し、見かけも非常に似ているものが多くあるため、現地の人でも判別は非常に困難という。
プエラリア・ミリフィカと類似の形態をとるものの中には極めて毒性が強く、頭痛や吐き気を誘発するものもあり、プエラリア・ミリフィカの採取時にはそれらの混入が無いよう注意が必要である。
[編集] 入手
原生箇所はタイとミャンマーの国境付近の原生林。タイは加工品(製品)しか輸出しないという輸出規制があり、ミャンマーは内戦状態にあったため、安定した入手は難しかった。また、タイとミャンマーからの輸出品は、原生しているものを収穫し、加工しているため、学者でも判別の難しいプエラリア・ミリフィカだけを採取することが現実的に難しいので、異物の混入や、製品自体にプエラリア・ミリフィカが含まれない可能性もあるのではないか、という意見も多く存在する。
とあるDNA調査の結果では、日本で販売されているプエラリア・ミリフィカ含有をうたった製品のうち、約半数にはプエラリア・ミリフィカのDNAは存在せず、ほとんどの製品はとうもろこし等の異物のDNAが検出された、という結果もあるそうだ。
日本では、2006年「寒冷地においての栽培法」に関する特許出願がなされた[2]。 日本国内で栽培を成功させている兵庫県の和田山町特産物市場組合が、神戸大学との協力により、プエラリア・ミリフィカの学術的な研究を行っている。
[編集] 脚注
- ^ “大豆及び大豆イソフラボンに関するQ&A”. 食品安全委員会 (2006年5月16日). 2011年10月8日閲覧。
- ^ JP 特許公開2007-89568『プエラリア・ミリフィカの栽培方法』西田嶺明、公開日2007年4月12日、出願日2006年8月8日。