ブレス オブ ファイア

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ブレス オブ ファイア
ジャンル RPG
開発元 カプコン
発売元 カプコン
主な製作者 吉川達哉
1作目 SFC ブレス オブ ファイア 竜の戦士
1993年4月3日
最新作 PS2 ブレス オブ ファイアV ドラゴンクォーター
2002年11月14日
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ブレス オブ ファイア』 (Breath of Fire) は、カプコンから発売されているRPGシリーズである。

概要[編集]

全作品通して、「」が「過去に邪神を封印した」「世界を救う力を持つ」など、世界の根幹を支える特別な存在として描かれているファンタジー作品。

複数のシリーズで固有の名前を持つキャラクターが登場している。いわゆる「スター・システム」を採用しているが、同一の世界が舞台であることを明言されている作品は、1作目(以下『I』)と、その約500年後を舞台にした『II』だけとなっている。『III』以降は過去作との設定の関連が一部見られるものの、各作品同士の世界観の繋がりについては特に明言されていない。

絵や雰囲気は素朴で柔らかでありながら軽いのノリも多い。しかし反面、終盤で「身内の死を乗り越えて行く」展開がシリーズの定番であり、素朴であると同時に硬派な世界観を持つ。2012年9月時点でのシリーズの全世界累計販売本数は300万本[1]

作品[編集]

テレビゲーム[編集]

ブレス オブ ファイア 竜の戦士
1993年4月3日スーパーファミコン用ソフトとして発売。2001年7月6日にはゲームボーイアドバンスに移植されている。
ブレス オブ ファイアII 使命の子
1994年12月2日にスーパーファミコン用ソフトとして発売。2001年12月21日にはゲームボーイアドバンスに移植されている。
ブレス オブ ファイアIII
1997年9月11日PlayStation用ソフトとして発売。2005年8月25日にはPlayStation Portableに移植されている。
ブレス オブ ファイアIV うつろわざるもの
2000年4月27日にPlayStation用ソフトとして発売。2003年5月30日にはWindows用ソフトとして移植されている。
ブレス オブ ファイアV ドラゴンクォーター
2002年11月14日PlayStation 2用ソフトとして発売。

オンラインゲーム[編集]

ブレス オブ ファイア6 白竜の守護者たち
2014年夏にスマートフォン/タブレット/パソコンでサービス開始予定。公称ジャンルは「お手軽タッチ型オンラインRPG」。
これまでのシリーズと異なり、ロゴのナンバリング表記がアラビア数字になっている。

携帯アプリ[編集]

カプコンの携帯電話向け有料ゲームサイト「ケータイカプコン」で配信されているアプリゲーム。作品の世界観のベースとなっているのは全て『IV』。

ブレス オブ 大富豪
ブレスキャラがトランプゲーム「大富豪」で対決する。
ブレス オブ ファイア 竜の釣り師
本編のミニゲームであった「釣り」を単体のアプリにしたもの。
ブレス オブ ファイアIV アクションRPG 〜炎の剣と風の魔法〜
アクションRPG。『IV』の外伝作品。
ブレス オブ ファイアIV 妖精たちと光のカギ
上記の続編。
ブレス オブ ファイアIV 記憶の大樹

作品ごとの共通点[編集]

登場人物[編集]

シリーズを通して主人公とヒロインの名前がリュウニーナに統一されていることが特徴。設定やデザインなどは作品ごとに異なっており、多くの場合は同名の別人である。

リュウ
シリーズ通しての年齢は16歳(ただし、『II』や『III』の幼年期時代などの例外はある)。髪の色は青。全作品共通して「竜の力」を持っている。趣味または特技は釣り。『II』以降のキャラクターデザイナーを務める吉川達哉(『I』ではキャラクター絵の清書を行っている)は、リュウのデザインを「侍」に統一。『V』では髪は紺色であり、釣りをしない。
ニーナ
シリーズを通して、背に翼または翼のようなものが生えた少女として登場する。戦闘スタイルは魔法型であり、リュウの良きパートナーとして描かれている。
ディース
魅惑的な美女の上半身と蛇のような下半身を持つ大魔法使い。長命で、『I』と『II』では同一人物でありパーティキャラクターとして活躍するが、『III』以降は主人公達の導き手のような立場を取る。『IV』では異世界の神としての登場であり、『V』には登場しない。
ボッシュ
『II』と『V』に登場。『II』では犬のような容姿の種族でリュウの親友。『V』ではリュウと同じ人間の容姿をしており、仕事の相棒となる。
ミリア
『I』と『III』に登場。『II』では台詞中に名前のみ登場。『I』では幼い少女の姿をしているが、本性は「滅びの女神」であり、醜い姿を持っている。『III』では、過去に一度崩壊した世界の中で、再生しつつある生命を見守り管理しようとする「神」として存在しており、その立場を変えている。

世界観[編集]

竜(竜族、うつろわざるもの、ドラゴン)
シリーズを通して、人知を越えた、もしくは神のような存在として描かれている。作品によって竜の解釈が異なっており、シリーズを通して統一されたイメージは存在しない。各作品の主人公となるリュウは竜への変身能力を持ち、変身することでキャラクター性能の強化や通常時とは異なる強力な攻撃が可能となる。変身のシステムは作品ごとに異なっている。
飛翼族
『I』から『IV』までの各作品において、ヒロインとなるニーナが属する種族。人型の背に鳥のような翼を持っているのが特徴。シリーズのナンバリングを重ねるごとに他種族との混血等により翼が退化し小さくなり、種族としての特化した能力(大鳥への変身能力)を失っていく。
釣り
『I』から『IV』においてリュウが趣味としている魚釣り。作中では釣りのミニゲームを楽しむことができる。釣り上げた魚は回復などのアイテムとして使用できるほか、レアアイテムなどとトレードをすることもできる。ナンバリングを重ねるごとに大幅に強化されていき、シリーズの名物となる。『IV』では釣りコンへの対応など、シリーズ最高のレベルに達したが、続く『V』では世界観が旧作群とは異なる点から実装は見送られ、姿を消した。
ゴキブリ
シリーズの名物的な敵モンスター。『II』ではある意味トラウマ的なイベントが発生することになる。『V』には登場しない。
妖精
悪戯が大好きな妖精たち。子供のような姿で、頭部に虫のような触角状の髪の毛や、背に甲虫のような羽を有する小型の人型種族。羽で空を飛ぶことができる。性別の有無は不明ながら、他種族の男性と婚姻する者もいる。総じて総轄能力に欠けるらしく、ある程度の指示を与える者がいないと自らが築いた集落を維持できない模様。そのため主人公らに助けを求めてくることもある。

声優[編集]

ブレス オブ ファイアIII[編集]

ブレス オブ ファイアIV うつろわざるもの[編集]

ブレス オブ ファイアV ドラゴンクォーター[編集]

音楽[編集]

作曲者[編集]

サウンドトラック[編集]

  • 『ブレス オブ ファイアII 使命の子 オリジナルサウンドトラック』 1995年1月21日 ソニー・ミュージック
    • CD1枚。一部の曲のみ収録。
  • 『ブレス オブ ファイアIII オリジナルサウンドトラック』 1997年9月19日 ファーストスマイル
    • CD1枚。一部の曲のみ収録。また、アレンジバージョンも収録されている。
  • 『ブレス オブ ファイアIV うつろわざるもの オリジナルサウンドトラック』 2000年6月7日 セルピュータ
    • CD2枚組。
  • 『ブレス オブ ファイアV ドラゴンクォーター オリジナルサウンドトラック』 2002年12月21日 セルピュータ
    • CD2枚組。
  • 『ブレス オブ ファイア I〜V オリジナル・サウンドトラック スペシャルボックス』 2006年3月31日 セルピュータ
    • CD11枚組。たのみこむの企画による、2,000ボックス限定販売。過去にサントラが未発売だった『I』や、一部の曲しか収録されていなかった『II』と『III』も含め、シリーズのほぼ全曲を網羅している[2]。『IV』と『V』については過去に発売されたサウンドトラックの構成そのままで再録している。

テレビCMソング[編集]

  • ブレス オブ ファイア 竜の戦士
    • 「BREATH OF FIRE」: TOSHI with Night Hawks - 「RUNNING WILD」のNight Hawksによるカバー曲「Breath Of Fire」の歌詞で歌われている(未CD化)
  • ブレス オブ ファイアII 使命の子
  • ブレス オブ ファイアIII
  • ブレス オブ ファイアIV うつろわざるもの
    • 「ゆめのすこしあと」: 青木佳乃
  • ブレス オブ ファイアV ドラゴンクォーター

関連商品[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ 株式会社カプコン | シリーズソフトの累計販売本数
  2. ^ ゲームボーイアドバンス版での追加曲などは未収録。また、Disc2・24曲目収録の「偉業」はバッドエンディングでのショートバージョンを収録、Disc7・8曲目収録の「来る日もバトル〜SE Collection〜」は過去に発売された『III』サウンドトラックでの効果音入り版を再録している。

外部リンク[編集]