ブルー・ジェミニ

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ブルー・ジェミニ(Blue Gemini)は、発展型ジェミニ計画の一つとして研究されたアメリカ合衆国の有人宇宙飛行計画。アメリカ空軍が主導する軍事目的のものであり、1962年8月に提唱された。構想段階で中止されている。

アメリカ航空宇宙局(NASA)主導で開発が進められていたジェミニ宇宙船を用いて、空軍主導のミッションにおいて、アジェナ標的機との軌道上ランデブーや船外活動を行なう構想であった。ランデブーは敵性人工衛星の偵察に用いるためであった。有人機動ユニットを用いた船外活動により軌道構造物の建設や大型レーダーによる地表捜索も行う計画であった。状況によっては実験機材を搭載し、乗員1名での打上げも検討されていた。空軍では、これとほぼ同時に有人軌道展開システム(MODS)という宇宙ステーションの構想も持っており、ブルー・ジェミニは軌道移送手段としても検討されていた。空軍は少なくとも6回の打上げを行ないたい意向であった。

ブルー・ジェミニは費用がかさみ、またジェミニ計画でも、重複して技術試験が行われることから、アメリカ合衆国国防長官ロバート・マクナマラは1963年1月に開発中止を決定した。MODSも同様に中止されている。

なお、1963年12月には新しい宇宙飛行計画である有人軌道実験室(MOL)が承認され、ジェミニB宇宙船が用いられている。混同されやすいが、ジェミニBはブルー・ジェミニとは異なる計画である。

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