ブルーブラッド 〜NYPD家族の絆〜

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ブルーブラッド 〜NYPD家族の絆〜』(原題:Blue Bloods)は、アメリカのCBSで制作されている警察ドラマである。

概要[編集]

一家代々がニューヨーク市警察(NYPD)に警察官として奉職しているアイルランド系アメリカ人のレーガン家の人々を軸にし、警察官の活動や、警察内部の腐敗などを描いている。タイトルにある「Blue Blood」はそれ自体で「名家の生まれ」といった意味があり[1]、また「Blue」はアメリカで警官を意味する俗語でもある。

テレビ放送・DVD[編集]

テレビ[編集]

CBSネットワークで放送されている。第1シーズンは現地時間の2010年9月24日から、第2シーズンは2011年9月23日より放送された。第3シーズンは2012年9月28日から放送予定。

日本ではCSのユニバーサルチャンネルで放送されている。第1シーズンは2011年8月19日にプレミア放送が行われ、同年9月15日からレギュラー放送が始まった。第2シーズンは2012年8月10日より放送開始。

DVD[編集]

日本においてはパラマウント・ジャパンより、2012年9月7日に販売およびレンタルが開始予定。尚、DVD版の邦題はブルー・ブラッド NYPD 正義の系譜に改題されている[2]

あらすじ[編集]

NYPD警察学校の卒業式が行われ、新たな門出を迎えた新人警官を祝福すべく多くの人々が集まっている。ジェイミー・レーガンは卒業生の一人として晴れの舞台に立ち、彼の家族もまた来賓席でその姿を見守っていた。登壇して祝辞を述べるのはフランク・レーガン本部長、ジェイミーの父である。レーガン一族は代々、NYPDの警察官を輩出してきた。祖父も元本部長、長男は刑事、長女は検事補、そしてジェイミーはたった今から巡査となった。こうして今でも「家業」は続いている。

登場人物[編集]

演者の括弧内は吹替え声優。

レーガン家[編集]

フランク
演 - トム・セレック、声 - 菅生隆之
レーガン家の纏め役となる父。NYPD本部長(Commissioner)。警官出身で、警視総監(Chief of Department)まで務めた。家族や周囲に適切に助言し、彼らの仕事を手助けすることが多い。市民からは信頼されている。本部長は文官だが、警官出身であることをアピールする為に式典ではいつも制服を着用している。
新市長が就任したことで慣例に基づいて辞表を提出し、辞任するつもりだった。しかし新市長と家族に慰留を求められたことから、引き続き本部長を務めることになった。
ダニー
演 - ドニー・ウォールバーグ、声 - 中井和哉
長男で一級刑事。血気盛ん。少女誘拐事件で被疑者に暴行したことから内務調査を受けたが、刑事局長の肝煎りで特捜課へ転属となる。イラク戦争では海兵隊に従軍した。
エレン
演 - ブリジット・モイナハン、声 - 魏涼子
長女。レーガン家では珍しい検事補。
ジョー
次男。刑事だったが、任務中の事故で殉職した。実はFBIの依頼でNYPD内部の秘密結社「青の騎士団」の内偵を行っており、それが原因で殺された。生前は彼も団のメンバーだった
ジェイミー
演 - ウィル・エステス、声 - 中川慶一
三男で巡査。12分署所属。ハーバードの法学部へ進学し弁護士になるつもりだったが、ジョーの死をきっかけに自分に流れる「警官の血」を悟り、卒業後に警察官としての人生を歩み始める。FBIからの依頼を受け、ジョーの遺志を継ぎ「青の騎士団」を内偵する。
ヘンリー
演 - レン・キャリオー、声 - 外谷勝由
フランクの父。1980年代に警視総監を務めた。今は隠居の身。孫達に捜査や警察の仕事について、よくアドバイスをしている。だが古いタイプの警官なので、どちらかというと腕力に頼ったり、マフィアの任侠心を尊重する傾向がある。よってダニーとは気が合うものの、法学部出身のジェイミーやエレン、現役本部長のフランクとは意見が合わないことがある。
リンダ
演 - エイミー・カールソン、声 - 小川里永子
ダニーの妻で専業主婦。夫や息子を支える典型的な良妻賢母である。
ニッキー(ニコール・レーガン・ボイル)
演 - サミ・ゲイル、声 - 牛田裕子
エレンの娘で、ボイルは父の姓。活発で聡明な女の子だが、思春期故に母との関係が難しいことも。祖父とは信頼関係が厚いことから、フランクが度々仲立ちをしている。レーガン家初の女性警官を目指している。

NYPD[編集]

ジャッキー・クラトーラ
演 - ジェニファー・エスポジート、声 - 石塚理恵
ダニーの相棒となる刑事。
アンソニー・レンズーリ
演 - ニコラス・ターチュロ、声 - 前田淳
ジェイミーの教育係の巡査部長。レーガン家の面々とは何かと繋がりがある。教育の仕方は厳しく、人柄にも偏屈なところがあるが、ジェイミーが様々なことに注意できる良い警官になれるよう考えている。ダニーについては、安全に対する配慮が足りないことや独断専行の傾向から、あまり良い評価をしていない。またそれ故に、ジェイミーがダニーを英雄視していることも気にしている。指導態度は厳しいが、自分が間違っていた時は率直に誤りを認めて謝る実直な性格の持ち主。愛妻家である。
メリッサ・ベーカー
演 - アビゲイル・ホーク
本部長付秘書官を務める刑事。観察、分析、調査、調整などに優れており、一を聞いて十を知るタイプ。フランクからの信頼も厚い。

ニューヨーク市[編集]

フランク・ルッソ市長 (第1シーズン)
演 - ブルース・アルトマン、声 - 森功至
世間体と人気を気にする市長。フランク・レーガンとの関係は当初は悪くなかったが、本部長の人気が徐々に高まるにつれて自分の脅威と感じるようになり、マスコミに彼の悪い評判を流すようになる。
カーター・プール市長 (第2シーズン)
演 - デヴィッド・ラムゼイ、声 - 楠大典
アフリカ系活動家を経て就任した新市長。就任直後、クロアチア系の売春婦に入れあげていた政治資金担当スタッフが、売春の元締めであるクロアチア系ギャングとトラブルになり殺害されてしまう。遺族と共に騒ぎにはしたくないという思惑があった為、殺人で立件したい警察や検察とは利害が対立。それを連邦移民局とのコネを使い元締めをクロアチアへ強制送還させ、当地における殺人容疑で立件に持ち込むという離れ業で解決した。
市長がまだ子供だった頃、閉鎖された公営バスケット場の鍵を開けて遊ばせてくれたアイルランド系の警官がいた。市長はその警官のことをよく覚えていた。そして当選後に彼と再開し、引き続き本部長を務めるよう求める。

民間人[編集]

シドニー・ダベンポート
演 - ディラン・ムーア
ジェイミーの交際相手で、ハーバード時代の同期生。現在は弁護士をしている。ジェイミーが警官の道へと進んだことから、彼の身を案じている。青の騎士団の内偵に勤しむ彼の態度で溝ができ、別れてしまった。
ケリー・デビッドソン
演 - アンドレア・ロス、声 - 勝生真沙子
テレビのリポーター。フランクと交際していたが、マスコミ関係者と本部長という立場が公私の分別で妨げになり別れた。

用語[編集]

青の騎士団 (The Blue Templa)
NYPDの警察官有志によって結成された秘密結社。当初は警察改革の為に結成されたが腐敗し、今では汚職や殺人を行っている。フランクは本部長就任時に警察内部の様々なクラブ・団体を調査しており、青の騎士団もその対象となったが、彼らの危険性には気づかなかった。構成メンバーには刑事や内務調査官も含まれる。第1シーズンの最終話において、全員が集まっているところをフランクやダニー、ジェイミー、クラトーラ及びESUの急襲を受け検挙される。これによって青の騎士団は壊滅した。

スタッフ[編集]

監督:ラルフ・ヘメッカー

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]