ブラームス国際コンクール

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ブラームス国際コンクール(ブラームスこくさいコンクール、ドイツ語: Internationaler Johannes Brahms Wettbewerb 英語: International Johannes Brahms Competition)は、ドイツの生んだ作曲家ヨハネス・ブラームスを記念した国際コンクール

2011年時点で第18回を迎え、現在ヨーロッパで権威のあるコンクールの一つである。正式名称はヨハネス・ブラームス国際コンクール

概要[編集]

ブラームス避暑地として利用し、交響曲第2番ヴァイオリン協奏曲等の名作を書き残したオーストリアヴェルター湖畔の街ペルチャッハで、9月上旬に1週間強にわたって開催される。 ピアノヴァイオリンチェロヴィオラ声楽室内楽の6部門があり、審査員は世界の巨匠が名を連ねる。 課題曲は予選または本選のステージにおいてブラームスの作品の演奏が義務付けられている。

チェロ部門の過去優勝者には、ジュネーブ国際コンクール優勝者イシュトヴァン・ヴァルダイ、 鈴木・ライナー・龍一伊藤悠貴、ガブリエル・シュヴァーベ(2位)などがいる。

第17回のピアノ部門で福島市出身の結城奈央が優勝。

第18回のヴィオラ部門で東京芸術大音楽学部付属音楽高校3年の大野若菜が優勝した。 第19回のピアノ部門では、佐藤麻理が優勝、黒田佳奈子が準優勝と、上位二位を日本人が占めた。

過去の日本人入賞者[編集]

第8回 <室内楽部門>  第3位YOSHIZAWA/HEDENBORG <声楽部門>   第3位Nozomi MINESHIMA <ピアノ部門>  第1位Mariko ONISHI <ヴィオラ部門> 第3位Mihoko KUSAMA

第9回 <ピアノ部門>  第2位Hiroyo IMAGAWA

第10回 <室内楽部門>  第1位PARZ/FUKUNAGA <声楽部門>   第2位Akiko HAYASHIDA <ピアノ部門>  第2位Oyabu YUKA

第12回 <ピアノ部門>  第2位MATSUURA Shiyo

第13回 <ヴィオラ部門> 第2位Mariko Hara <ピアノ部門>  第2位Nobue Ito

第14回 <ヴィオラ部門> 第2位Saeko Oguma <チェロ部門>  第2位Yuiko Arai

第17回 <チェロ部門>  第1位Yuki Ito <ピアノ部門>  第1位Nao Yuki

第18回 <ピアノ部門>  第2位Kanji KOZUTA         第3位Yuumi YAMAGUCHI <ヴィオラ部門> 第1位Wakana ONO

特徴[編集]

他の国際コンクールに無い特徴として、審査の透明性が挙げられる。 一次予選の時より、一人ずつ演奏が終わった後に審査員全員が技術点と芸術点と2種類の点の書かれた札を公表し、その場で誰に何点付いたのかが分かる仕組みになっている。

音楽に関する賞#コンクールクラシック音楽の音楽コンクール一覧#オーストリアも参照。

外部リンク[編集]