ブランドン・マッカーシー

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ブランドン・マッカーシー
Brandon McCarthy
ロサンゼルス・ドジャース
Brandon McCarthy on March 28, 2012.jpg
アスレチックス時代 (2012年3月28日 東京ドームにて)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 カリフォルニア州グレンデール
生年月日 1983年7月7日(31歳)
身長
体重
6' 7" =約200.7 cm
205 lb =約93 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2002年 ドラフト17巡目(全体510位)でシカゴ・ホワイトソックスから指名
初出場 2005年5月22日 シカゴ・カブス
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

ブランドン・パトリック・マッカーシーBrandon Patrick McCarthy, 1983年7月7日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州グレンデール出身のプロ野球選手投手)。右投右打。MLBロサンゼルス・ドジャース所属。

略歴[編集]

ホワイトソックス時代[編集]

2002年、MLBドラフト17巡目(全体510位)でシカゴ・ホワイトソックスから指名を受け、6月7日に契約。ルーキー級アリゾナリーグ・ホワイトソックスで14試合に登板し、4勝4敗、防御率2.76だった。

2003年はルーキー級グレートフォールズ・ホワイトソックスで16試合に登板し、9勝4敗、防御率3.65だった。

2004年はA級カナポリス・インティミデイターズで15試合に登板し、8勝5敗、防御率3.64だった。7月にA+級ウィンストン・セイラム・ワースホッグスへ昇格。8試合に登板し、6勝0敗、防御率2.08だった。8月にAA級バーミンガム・バロンズへ昇格。AA級では4試合に登板し、3勝1敗、防御率3.46だった。

2005年1月21日にホワイトソックスとマイナー契約で再契約した。AAA級シャーロット・ナイツで開幕を迎え、5月22日にホワイトソックスとメジャー契約を結んだ[1]。同日のシカゴ・カブス戦でメジャーデビュー。5.1回を投げ4安打2失点だったが、勝ち負けは付かなかった。2度目の登板となった5月27日のテキサス・レンジャーズ戦では、5回を6安打6失点3四球の乱調でメジャー初黒星を喫し、試合後にAAA級へ降格した[2]。6月19日にオーランド・ヘルナンデスが故障者リスト入りしたため、メジャーへ昇格[3]。昇格後は3試合に登板したが、防御率9.00と結果を残せず、7月5日にAAA級へ降格した[4]。8月30日に再昇格し[5]、同日のレンジャーズ戦・ダブルヘッダー2試合目に登板し、7.2回を無失点に抑え、メジャー初勝利を挙げた。この年は12試合に登板し、3勝2敗、防御率4.03だった。

2006年2月28日にホワイトソックスと1年契約に合意。リリーフとして開幕ロースター入りした。この年は53試合に登板し、4勝7敗、防御率4.68だった。

レンジャース時代[編集]

レンジャース時代(2007年)

2006年12月23日にジョン・ダンクスニック・マセットジェイク・ラズナーとのトレードで、デビッド・パイサノと共にテキサス・レンジャーズへ移籍[6]

2007年2月26日にレンジャーズと1年契約に合意[7]。移籍後は先発に復帰し、開幕ローテーションに加わった。6月14日に右中指のマメで15日間の故障者リスト入りした[8]。7月2日に復帰した[9]が、8月15日に右肩の故障で再び15日間の故障者リスト入りし[10]、9月11日に復帰した[11]。この年は23試合に登板し、5勝10敗、防御率4.87だった。

2008年2月25日にレンジャーズと1年契約に合意[12]。3月30日に右肘の故障で60日間の故障者リスト入りした[13]。8月23日に復帰[14]。復帰後は5試合に登板したが、9月中旬から右手の指の故障で残りの試合を欠場した。この年は故障で5試合の登板にとどまり、1勝1敗、防御率4.09だった。

2009年1月15日にレンジャーズと65万ドルの1年契約に合意[15][16]。開幕後は先発ローテーションの一角として登板し、5月24日のヒューストン・アストロズ戦では9回を9安打無失点に抑え、メジャー初完封を果たした。しかし6月9日に右肩の故障で15日間の故障者リスト入りし[17]、7月7日に60日間の故障者リストへ異動した[18]。9月1日に復帰した[19]。この年は17試合に登板し、7勝4敗、防御率4.62だった。

2010年1月15日にレンジャーズと132万ドルの1年契約に合意[20][21]。3月27日にAAA級オクラホマシティ・レッドホークスへ異動し、開幕をAAA級で迎えた。この年は右肩の故障でメジャーへ昇格できず、7月29日に60日間の故障者リスト入りした。AAA級では11試合に登板し、4勝2敗、防御率3.36だった。オフの11月5日に40人枠を外れ、AAA級オクラホマシティに降格し、同日にFAとなった[22]。ジョン・ダニエルズGMはマッカーシーについて「彼はふたつの不幸な怪我があったが、よく働いてくれた。景色を変えることが彼の助けとなるだろう」と話した[23]

アスレチックス時代[編集]

2010年12月13日にオークランド・アスレチックスと100万ドル+出来高160万ドルの1年契約を結んだ[24][25]

2011年は開幕ロースター入りしたが、5月20日に右肩の故障で15日間の故障者リスト入りした[26]。7月3日に復帰[27]。復帰後は9月3日のシアトル・マリナーズ戦で完封勝利を挙げるなど、完全復活を果たした。この年は25試合に登板し、9勝9敗、防御率3.32だった。

2012年1月17日にアスレチックスと1年契約に合意[28]。3月28日に東京ドームで開催されたシアトル・マリナーズとの開幕戦に先発した。その後もローテーションを守っていたが、5月20日に右肩の故障で15日間の故障者リスト入りした[29]。6月2日に復帰した[30]が、6月24日に右肩の故障で再び15日間の故障者リスト入りした[31]。8月10日に復帰[32]。9月5日の ロサンゼルス・エンゼルス戦に先発した際に、試合中にエリック・アイバーの打球を頭に受けて緊急入院し、手術を受けた[33]。その後プレーオフのロースターから外れた。この年は18試合に登板し、8勝6敗、防御率3.24だった。オフの10月29日にFAとなった。11月14日に練習を再開することが明らかになった[34]

ダイヤモンドバックス時代[編集]

2012年12月11日アリゾナ・ダイヤモンドバックスと総額1550万ドルの2年契約を結んだ[35][36]

2013年は開幕ローテーション入りしたが、6月1日に右肩の故障で15日間の故障者リスト入りした[37]。8月4日に復帰[38]。この年は22試合に登板し、5勝11敗、防御率4.53だった。

2014年は18試合に先発したが、3勝10敗、防御率5.01だった。

ヤンキース時代[編集]

2014年7月6日にビダル・ヌーニョとのトレードで、ニューヨーク・ヤンキースへ移籍した[39]。移籍後は14試合の登板で7勝5敗、防御率2.89と復調。この年は2球団で32試合に登板し、自身初の二桁勝利となる10勝(15敗)を挙げ、防御率4.05だった。オフの10月30日にFAとなった。

ドジャース時代[編集]

2014年12月16日にロサンゼルス・ドジャースと総額4800万ドルの4年契約[40]を結んだ[41][42]

選手としての特徴[編集]

2006年は先発ローテーションの充実したホワイトソックスに所属していた為、リリーフで登板していたが、スタミナが比較的ある為、本来は先発向きの投手。投球は、140キロ後半のフォーシーム、145キロ前後のツーシームに切れ味抜群のカーブを組み合わせて投げている。また、チェンジアップも投げる事がある。ただ、投球回に対して被本塁打がかなり多い。

詳細情報[編集]

年度別投手成績[編集]





















































W
H
I
P
2005 CWS 12 10 0 0 0 3 2 0 0 .600 277 67.0 62 13 17 0 2 48 1 1 30 30 4.03 1.18
2006 53 2 0 0 0 4 7 0 11 .364 354 84.2 77 17 33 9 0 69 5 0 44 44 4.68 1.30
2007 TEX 23 22 0 0 0 5 10 0 0 .333 459 101.2 111 9 48 0 3 59 4 1 62 55 4.87 1.56
2008 5 5 0 0 0 1 1 0 0 .500 93 22.0 20 3 8 0 1 10 0 0 11 10 4.09 1.27
2009 17 17 1 1 0 7 4 0 0 .636 420 97.1 96 13 36 0 3 65 0 0 55 50 4.62 1.36
2011 OAK 25 25 5 1 2 9 9 0 0 .500 690 170.2 168 11 25 1 0 123 3 0 73 63 3.32 1.13
2012 18 18 0 0 0 8 8 0 0 .571 469 111.0 115 10 24 2 6 73 0 0 44 40 3.24 1.25
2013 ARI 22 22 2 1 1 5 11 0 0 .313 577 135.0 161 13 21 3 5 76 1 1 71 68 4.53 1.35
2014 18 18 0 0 0 3 10 0 0 .231 466 109.2 131 15 20 4 2 93 3 0 65 61 5.01 1.38
NYY 14 14 1 1 1 7 5 0 0 .583 370 90.1 91 10 13 0 1 82 1 0 35 29 2.89 1.15
'14計 32 32 1 1 1 10 15 0 0 .400 836 200.0 222 25 33 4 3 175 4 0 100 90 4.05 1.28
通算:9年 207 153 9 4 4 52 65 0 11 .444 4175 989.1 1032 114 245 19 23 698 18 3 490 450 4.09 1.29
  • 2014年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高

背番号[編集]

  • 41 (2005年)
  • 55 (2006年)
  • 20 (2007年 - 2009年)
  • 32 (2011年 - 2014年途中)
  • 38 (2014年途中 - 同年終了)

脚注[編集]

  1. ^ Scott Merkin (2005年1月21日). “El Duque to go on disabled list”. MLB.com. 2014年12月19日閲覧。
  2. ^ Robert Falkoff (2005年5月27日). “Notes: Thomas could return Monday”. MLB.com. 2014年12月19日閲覧。
  3. ^ Scott Merkin (2005年6月20日). “El Duque hits DL, McCarthy returns”. MLB.com. 2014年12月19日閲覧。
  4. ^ Scott Merkin (2005年7月6日). “Notes: Jenks to provide relief”. MLB.com. 2014年12月19日閲覧。
  5. ^ Scott Merkin (2005年8月31日). “Notes: Buehrle sparks controversy”. MLB.com. 2014年12月19日閲覧。
  6. ^ Rangers acquire RHP Brandon McCarthy and OF David Paisano from White Sox”. MLB.com Rangers Press Release (2006年12月23日). 2014年12月19日閲覧。
  7. ^ Texas Rangers sign six to 2007 contracts”. MLB.com Rangers Press Release (2007年2月26日). 2014年12月19日閲覧。
  8. ^ Texas Rangers recall RHP Kameron Loe”. MLB.com Rangers Press Release (2007年6月14日). 2014年12月19日閲覧。
  9. ^ Texas Rangers activate RHP Brandon McCarthy”. MLB.com Rangers Press Release (2007年7月2日). 2014年12月19日閲覧。
  10. ^ Texas Rangers activate RHP Vicente Padilla”. MLB.com Rangers Press Release (2007年8月15日). 2014年12月19日閲覧。
  11. ^ Texas Rangers activate RHP Brandon McCarthy”. MLB.com Rangers Press Release (2007年9月11日). 2014年12月19日閲覧。
  12. ^ Rangers sign seven players to 2008 contracts”. MLB.com Rangers Press Release (2008年2月25日). 2014年12月19日閲覧。
  13. ^ Rangers announce 2008 Opening Day roster”. MLB.com Rangers Press Release (2008年3月30日). 2014年12月19日閲覧。
  14. ^ Rangers recall RHP Brandon McCarthy from Triple-A Oklahoma”. MLB.com Rangers Press Release (2008年8月23日). 2014年12月19日閲覧。
  15. ^ Rangers agree to terms with McCarthy”. MLB.com Rangers Press Release (2009年1月15日). 2014年12月19日閲覧。
  16. ^ T.R. Sullivan (2009年1月16日). “Rangers, McCarthy find middle ground”. MLB.com. 2014年12月19日閲覧。
  17. ^ Rangers acquire RHP Jason Grilli from Colorado in exchange for cash considerations”. MLB.com Rangers Press Release (2009年6月9日). 2014年12月19日閲覧。
  18. ^ Rangers reinstate RHP Dustin Nippert from 60-day disabled list; option Julio Borbon to Triple-A Oklahoma City”. MLB.com Rangers Press Release (2009年7月7日). 2014年12月19日閲覧。
  19. ^ Rangers reinstate German, Guardado, and McCarthy from disabled list; Recall Moscoso and Madrigal, purchase Gentry and Richardson”. MLB.com Rangers Press Release (2009年9月1日). 2014年12月19日閲覧。
  20. ^ Rangers agree to terms with RHP's Brandon McCarthy and Dustin Nippert”. MLB.com Rangers Press Release (2010年1月15日). 2014年12月19日閲覧。
  21. ^ T.R. Sullivan (2010年1月15日). “Rangers working to avoid arbitration”. MLB.com. 2014年12月19日閲覧。
  22. ^ Rangers outright INF Esteban German, RHP's Doug Mathis and Brandon McCarthy off 40-man roster”. MLB.com Rangers Press Release (2010年11月5日). 2014年12月19日閲覧。
  23. ^ Feldman has surgery, rotation spot unlikely”. MLB.com (2010年11月6日). 2014年12月19日閲覧。
  24. ^ A's agree to terms with RHP Brandon McCarthy on one-year contract”. MLB.com A's Press Release (2010年12月13日). 2014年12月19日閲覧。
  25. ^ Ben Nicholson-Smith (2010年12月13日). “[hhttp://www.mlbtraderumors.com/2010/12/as-agree-to-sign-brandon-mccarthy.html A’s Agree To Sign Brandon McCarthy]”. MLB Trade Rumors. 2014年12月19日閲覧。
  26. ^ A's Announce Six Pitching Moves”. MLB.com A's Press Release (2011年5月20日). 2014年12月19日閲覧。
  27. ^ A's Reinstate RHP McCarthy from DL; Option LHP Outman to Sacramento”. MLB.com A's Press Release (2011年7月3日). 2014年12月19日閲覧。
  28. ^ A's Agree to Terms with McCarthy and Devine on One-Year Contracts”. MLB.com A's Press Release (2012年1月17日). 2014年12月19日閲覧。
  29. ^ A's place McCarthy on DL, recall Miller”. MLB.com A's Press Release (2012年5月20日). 2014年12月19日閲覧。
  30. ^ A’s Reinstate McCarthy from Disabled List; Option Barton to Sacramento”. MLB.com A's Press Release (2012年6月2日). 2014年12月19日閲覧。
  31. ^ A’s Recall RHP Scribner and Select RHP Griffin from Triple-A Sacramento”. MLB.com A's Press Release (2012年6月24日). 2014年12月19日閲覧。
  32. ^ A's Reinstate McCarthy; Place Sogard on 15-Day DL”. MLB.com A's Press Release (2012年8月11日). 2014年12月19日閲覧。
  33. ^ McCarthy resting, 'alert' after surgery on head”. MLB.com (2012年9月5日). 2014年12月19日閲覧。
  34. ^ Gary Cotton (2012年11月15日). “McCarthy cleared to resume baseball activity”. MLB.com. 2014年12月19日閲覧。
  35. ^ D-backs agree to terms with Brandon McCarthy”. MLB.com D-backs Press Release (2012年12月11日). 2014年12月19日閲覧。
  36. ^ Steve Gilbert (2012年12月12日). “D-backs add free agent McCarthy to rotation”. MLB.com. 2014年12月19日閲覧。
  37. ^ D-backs recall Delgado from Triple-A Reno, place McCarthy on 15-day DL”. MLB.com D-backs Press Release (2013年6月2日). 2014年12月19日閲覧。
  38. ^ D-backs reinstate McCarthy from Disabled List”. MLB.com D-backs Press Release (2013年8月4日). 2014年12月19日閲覧。
  39. ^ “Yankees acquire RHP Brandon McCarthy from Arizona”. MLB.com Yankees Press Release. (2014年7月6日). http://newyork.yankees.mlb.com/news/article.jsp?ymd=20140706&content_id=83321818&vkey=pr_nyy&c_id=nyy 2014年7月7日閲覧。 
  40. ^ 2015年と2016年はそれぞれ1100万ドル、2017年と2018年はそれぞれ1000万ドル。契約金は600万ドル。
  41. ^ Dodgers sign Brandon McCarthy”. MLB.com Dodgers Press Release (2014年12月17日). 2014年12月19日閲覧。
  42. ^ Mark Polishuk, Jeff Todd (2014年12月16日). “Dodgers Sign Brandon McCarthy”. MLB Trade Rumors. 2014年12月19日閲覧。

外部リンク[編集]