ブラジルボク
| ジャケツイバラ科(クロンキスト体系) | |||||||||||||||||||||
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| 保全状況評価[1] | |||||||||||||||||||||
| ENDANGERED (IUCN Red List Ver.2.3 (1994)) |
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| 分類 | |||||||||||||||||||||
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| 学名 | |||||||||||||||||||||
| Caesalpinia echinata Lam. | |||||||||||||||||||||
| 和名 | |||||||||||||||||||||
| ブラジルボク | |||||||||||||||||||||
| 英名 | |||||||||||||||||||||
| Brasilwood |
ブラジルボク(ぶらじる木、学名Caesalpinia echinata)はジャケツイバラ科の常緑高木。別名をフェルナンブコ、ペルナンブコ、パウ・ブラジル。以前は染料に用いられた。材が硬いため、現在もヴァイオリンの弓材として用いられる。原産地は南アメリカブラジル東部。1540年にポルトガル人によってはじめて報告された。
ブラジルの名は「赤い木」の意味で、ヨーロッパで染料として用いられたインド原産のスオウのポルトガル名による。外見と用途が似ていたため、ポルトガル人によって本種もブラジルと呼ばれるようになった。ブラジルの国号は本種に由来する。
心材から紅色色素(ブラジリン)が得られる。これを染料として用いた。かつてはブラジルの主産品であったが、化学染料の登場によって廃れた。
過度の伐採により絶滅の恐れがあるためIUCNに絶滅危惧種として登録されている。また2007年6月にハーグで開かれたワシントン条約締約国会議においてブラジルボクは同条約附属書Ⅱに記載されることになった
目次 |
[編集] 「フェルナンブーコ」と「ブラジルボク」
ブラジルボクは染料としての用途は廃れたが、発見後から今にいたるまでバイオリンなど弦楽器の弓の材料として利用されている。 弦楽器の世界では「フェルナンブーコ」と呼ばれる材木で作られた弓が最高のものとされ「ブラジルウッド(ブラジルボク)」で作られたものはそれにつぐとされる。しかしながら、上記のように、「フェルナンブーコ」と「ブラジルウッド(ブラジルボク)」は同一の種名(Caesalpinia echinata)であり、生物学的視点からは両者を区別できない。
なお、近年弦楽器の世界ではマサランデュバ(Manilkara bidentata、Balatá)と呼ばれるアマゾン熱帯雨林に自生するカキノキ科の植物がブラジルボクの代用材として「ブラジル材」などの名で用いられている。
[編集] 参考文献
- ^ Varty, N. 1998. Caesalpinia echinata.In: IUCN 2008. 2008 IUCN Red List of Threatened Species. <www.iucnredlist.org>. Downloaded on 30 April 2009.