ブカヴ

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ブカヴBukavu)はコンゴ民主共和国東部の都市。南キヴ州の州都。海抜1500mの高原に位置し、穏やかな気候である。キヴ湖の東南岸に位置し、ルジジ川をはさんでルワンダのチャンググの町と接している。人口は約245000人であり、他に25万人以上がブカヴ都市圏に在住している。

歴史[編集]

ブカヴは1901年に、ベルギーの植民者の手によって、コステルマンビルCostermansville)という名で建設された。1922年にこの地方の主都となり、1953年に現市名となった。

ルワンダ紛争の際は、隣接するルワンダから大量の難民が流入し、フツ族の難民キャンプが建てられた。しかしフツ族系ゲリラがルワンダ侵攻を繰り返したため、ツチ族系のルワンダ政府は反政府ゲリラのコンゴ・ザイール解放民主勢力連合 (AFDL)を支援し、ブカヴもAFDLの支配下に置かれた。その後、政権を取ったAFDLが反ルワンダの姿勢をとったため、ルワンダはバニャムレンゲ系の反政府組織コンゴ民主連合(RCD)を支援し、ブカヴはRCDの手に落ちた。その後、2003年にはいったん和平が成立しブカヴは政府の手に戻ったものの、2004年にはRCDのローラン・ンクンダが再び政府から離反し、2004年5月にブカヴは再度RCDの手に落ちた。

経済[編集]

穏やかな気候と美しい景観に恵まれ、観光地として期待されていたが、コンゴ及びルワンダの政情不安により、観光業の成長は絶望的な状態である。国境の町であり、コンゴ民主共和国の玄関口ともなっているが、ゴマ (コンゴ)キサンガニへと続く道路は相次ぐ内戦でほぼ崩壊している。

出身有名人[編集]