フロリアノーポリス

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フロリアノーポリス
Florianópolis
Avenida Beira Mar Norte Florianopolis.jpg
フロリアノーポリスの市旗 フロリアノーポリスの市章
市旗 市章
愛称 : フロリパ(Floripa)
位置
フロリアノーポリスの位置の位置図
フロリアノーポリスの位置
座標 : 南緯27度35分34秒 西経48度33分8秒 / 南緯27.59278度 西経48.55222度 / -27.59278; -48.55222
行政
ブラジルの旗 ブラジル
 地域 南部
 州 サンタカタリーナ州
 市 フロリアノーポリス
市長 ダリオ・エリアス・ベルジェル
地理
面積  
  市域 436.5 km2 (168.5 mi2)
標高 3 m (10 ft)
人口
人口 (2006年現在)
  市域 406,564人
    人口密度   938.9人/km2(2,412.8人/mi2
  市街地 358,180人
  都市圏 821,423人
その他
等時帯 UTC-3 (UTC-3)
夏時間 UTC-2 (UTC-2)
公式ウェブサイト : Florianópolis, Santa Catarina

フロリアノーポリスFlorianópolis)は、ブラジルサンタカタリーナ州の州都。サンタカタリーナ島と周辺の小島で一つの都市を形成している。ニューズウィーク誌で『最もダイナミックな10都市』の一つに選ばれた。

フロリアノーポリスは、島にあるブラジルの州都3つのうちの一つである(その他は、サン・ルイスヴィトーリア)。17世紀に船を守る目的で建てられた要塞を持つ小島によって周囲を囲まれている。人口のほとんどがサンタカタリーナ島の北半分で暮らす。南半分はあまり開発が進んでいない。建設当初はアゾレス諸島出身のポルトガル人が多く入植し、その後サンタカタリーナ州の他都市同様にドイツ系移民とイタリア系移民が入ってきて、強い影響を受けた。白い砂浜を持つことから、観光客に人気の都市である。

ヘルシーリオ・ルス国際空港があり、フロリアノーポリスと他都市を結ぶ国内線、国際線も運航している。

サンタカタリーナ連邦大学がある。

地理[編集]

気候[編集]

フロリアノーポリスは温暖湿潤気候である。四季の変化がはっきりとしている。霜は滅多にないが冬に時々ある。海に隣接しているために、平均湿度が80%である。一年を通じて広範囲で目立つ降雨量がある。1911年から1984年までの年平均降雨量は1521ミリだった。乾季がなく、夏は雨季となる。1月から3月の雨は増え、月160ミリである。4月から12月は降雨量がわずかに減少し、月平均100ミリとなる。雨の減る時期は6月から8月である。最も熱い時期の最高気温は26℃から31℃の間、最低気温は7.5℃から12℃の間である。観測史上最低気温は、1975年に記録した-2℃である。

統計[編集]

マタデイロ・ビーチとアルマサオン島

2006年国勢調査によると、市には406,564人の人口がある。ブラジルの州都の中でも生活レベルの高い都市である。ほとんどがヨーロッパ系移民を先祖に持つ市民で占められる。18世紀半ばに植民が始まったとき、アゾレス諸島出身のポルトガル人が多数を占めた。現在はこのポルトガル系と、後からやってきたドイツ系とイタリア系がほとんどを占めている。南端の自治体のいくつかは、先祖伝来の生活様式を守るところがあり、アゾレス諸島出身者を先祖に持つ自治体を例にすれば、方言、手工芸、祝祭を現在も守り続けている。一方で、市中心部はブラジル他都市からやってきた人々や、外国人が暮らすことから国際都市となっている。植民が始まった当初のサンタカタリーナ島は重要な捕鯨中心地だったが、現在はIT産業が盛んである。州の観光都市として、毎夏市の人口の3倍以上の人々がやってくる。

白人(90.0%)、混血(9.0%)、黒人(1.0%)、その他(0.1%)

経済[編集]

ヘルシリオ・ルス橋
ヘルシリオ・ルス橋
フロリアノーポリスの砂浜

フロリアノーポリス経済は、商業活動、公共サービス、変容する産業、観光が基盤となっている。最近は服飾産業とIT産業が経済発展を牽引している。島北部の砂浜を整備する公共事業は市の重要な経済活動でもある。

2004年度の市のGDPはR$ 4.283.628.000 。[1]

市民一人当たりの年間収入はR$ 11.071 (2004年)。[2]

レジャー[編集]

観光はフロリアノーポリス経済の根幹の一つである。多くの市民と観光客は、フロリアノーポリスはアゾレス諸島文化を建物、労働者気質、民俗、食文化と伝統信仰に著しく残しているとみなされている。人気のある白砂糖のような真っ白な砂浜は昔からの観光地で、最初に植民したアゾレス諸島人集落ラゴア・ダ・コンセイサオンなども含まれる。観光は過去10年間で顕著に成長し、ブラジル他都市(特にポルト・アレグレ、クリチバ、サンパウロ、リオデジャネイロ)や同様に南米各国(ブエノスアイレスからの直行便があるアルゼンチン)から多くの観光客がやってくる。ヨーロッパやアメリカ合衆国からの観光客も過去数年で非常に増え、2006年には市初の国際ホテルが開業した。[3] [4] バーラ・ダ・ラゴアは古風で趣があり、先祖伝来の漁業の村である。村は水路で潟と海がつながっていて、今は新しい高級宿泊施設ヴィラ・ヴィラルヴァがある。

教育[編集]

ポルトガル語が公用語である。しかし英語スペイン語が高校の第2外国語となっている。

大学[編集]

サンタカタリーナ連邦大学
  • Universidade do Estado de Santa Catarina (UDESC);
  • Complexo de Ensino Superior de Santa Catarina (CESUSC);
  • Universidade do Sul de Santa Catarina (UNISUL);
  • Universidade do Vale do Itajaí (UNIVALI);
  • Faculdade Estácio de Sá;
  • Centro Federal de Educação Tecnológica de Santa Catarina (Cefet-SC);

観光[編集]

市の眺め
夜のフロリアノーポリス
フロリアノーポリス
午後のフロリアノーポリス
ラランジェイラス島
フロリアノーポリス歴史的中心地
カント・ド・ラゴア

ヘルシーリオ・ルス橋 70年以上前に架けられ、本土と島をつなぐ。よく絵はがきの題材になる。

クルース・エ・スーサ宮殿 かつての政府庁舎で、文化財。

サント・アマロ・ダ・インペラトリス ブラジル初の温水施設。

ホンテ・カルダス・ダ・インペラトリス – 市営浴場 水温39℃に達する温水源。温水浴とハイドロマッサージが受けられる。

世界サーフ競技会(WTC) プロ・アマ両方の参加する競技会の主催地となっている。

神の祝祭 イースターの40日後に行われる。帝国時代の扮装をした人々の行列が通りを練り歩く。バンド演奏やローカル・フードの屋台が出る。

プライア・ドス・イングレセス 観光客に人気のあるビーチでありながら、イングレセスはアゾレス諸島人の植民時代の名残を今も残す。夏にはアルゼンチン観光客の人気の場所である。冬には漁業、伝統的な宗教行事と祝祭がある。

カンペチェ・ビーチ 5キロに渡り白い砂浜と、海からの大波が続く。サーフィンに適しておらず、砂浜でパーティーをしたり、サッカーをしたりする人が多い。また地元住民による漁業も行われている。

アルマサオン・ビーチ アルマサオン漁業会社の建てたサンタアナ教会は、ビーチの歴史の一部である。かつて捕鯨関係者が出航前にミサに行っていた。次に、聖職者が浜へ下り、出航する船に祝福を与えていた。

ジョアキナ・ビーチ 1970年代に世界中からやってきたサーファーたちが、波を求めてこのビーチへ来た。多くのサーフィン大会が開催されてきた。

プライア・ド・サンティーニョ ほとんど人の手の入っていない、サンティーニョ・ビーチは主に自然を観光目的にやってきた人々が見つけた地である。サーファーが主な観光客で、彼らはサンティーニョをサンタカタリーナ島北部の最高のビーチだとしている。

インフラ[編集]

国際空港[編集]

ヘルシーリオ・ルス国際空港は国内国際両方の路線がある。年間2700万人が利用する。

高速道[編集]

朝のフロリアノーポリス

ブラジル主要都市と、連邦高速道BR-101とBR-282でつながっている。

距離[編集]

近隣町村[編集]

ラゴア・ダ・トリーリャ・デ・ラトネス
イングレセス・ビーチ
  • Abraão;
  • Agronômica;
  • Barra da Lagoa
  • Bom Abrigo;
  • Cachoeira do Bom Jesus;
  • Cacupé;
  • Campeche;
  • Canasvieiras;
  • Canto da Lagoa;
  • Capoeiras;
  • Carianos;
  • Carvoeira;
  • Centro;
  • Chácara do Espanha;
  • Coqueiros;
  • Córrego Grande;
  • Costa da Lagoa;
  • Costa de Dentro;
  • Estreito;
  • Ingleses do Rio Vermelho;
  • Itacorubi;
  • Itaguaçu;
  • Jardim Atlântico;
  • João Paulo;
  • José Mendes;
  • Jurerê Internacional;
  • Jurerê;
  • Lagoa da Conceição;
  • Moçambique;
  • Monte Verde;
  • Morro das Pedras;
  • Pantanal;
  • Pântano do Sul;
  • Parque São Jorge;
  • Ponta das Canas;
  • Prainha;
  • Ratones;
  • Rio Vermelho;
  • Saco dos Limões;
  • Saco Grande;
  • Sambaqui;
  • Santa Mônica;
  • Santo Antônio de Lisboa;
  • Trindade;
  • Vargem do Bom Jesus;
  • Vargem Grande.

スポーツ[編集]

サッカー[編集]

2つのプロ・クラブチームを持つ。2チームの対戦は『州都クラシック』("O Clássico da Capital")で知られる。

サーフィン[編集]

Florianópolis.

サンタカタリーナ島は、ブラジルでも最良で最も定期的に良い波のくる場所とされている。毎年11月初旬、サーフィンの世界チャンピオンツアーの開催地となっている。

著名な出身者[編集]

姉妹都市[編集]

参考項目[編集]

  1. ^ (Portuguese) (PDF) GDP. Florianópolis, Brazil: IBGE. (2004). ISBN 85-240-3919-1. http://pt.wikipedia.org/wiki/Florian%C3%B3polis 2007年7月18日閲覧。. 
  2. ^ (Portuguese) (PDF) per capita income. Florianópolis, Brazil: IBGE. (2004). ISBN 85-240-3919-1. http://pt.wikipedia.org/wiki/Florian%C3%B3polis 2007年7月18日閲覧。. 
  3. ^ (English) (PDF) Sofitel. Florianópolis, Brazil: Sofitel. (2006). ISBN 85-240-3919-1. http://www.sofitel.com/sofitel/fichehotel/gb/sof/5947/fiche_hotel.shtml 2006年7月18日閲覧。. 
  4. ^ (English) (PDF) Nexus Surf. Florianópolis, Brazil: Nexus Surf. (2006). ISBN 85-240-3919-1. http://www.nexussurf.com 2006年7月18日閲覧。. 

外部リンク[編集]