フレンチぶる

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フレンチぶる
メンバー 加瀬部駿介
大西翔
結成年 2012年
解散年 2023年
事務所 ケイダッシュステージ
活動時期 2012年10月13日[1] - 2023年1月25日
出身 ワタナベコメディスクール14期
出会い ワタナベコメディスクールの同期生
旧コンビ名 フレンチブル
現在の活動状況 解散
芸種 コント漫才
ネタ作成者 加瀬部駿介
過去の代表番組 新しい波24
同期 サツマカワRPGチュランペットなんぶ桜 など
公式サイト 公式プロフィール
受賞歴
新人内さまライブ 初代チャンピオン(2013年12月)
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フレンチぶるは、かつてケイダッシュステージで活動していた日本のお笑いコンビ2023年1月25日解散。

メンバー[編集]

  • 加瀬部 駿介(かせべ しゅんすけ  (1987-07-20) 1987年7月20日(36歳) - )ボケ担当、立ち位置は向かって左
    神奈川県横浜市出身[2]
    身長171cm、血液型O型[2]
    愛称は「べーちゃん」[3]
    神奈川県立横浜南陵高等学校帝京大学卒業[4]
    ゆーびーむ☆は高校の1年後輩であり、高校生時代から現在でも親交がある[5]
    趣味はヴァイオリン演奏 、筋肉トレーニング 、ドラマ鑑賞[2]
    特技はアメリカンフットボール[2][注 1]、正しい腹筋運動の仕方を教えること、恋愛相談、女子会への参加[2]。そして恋話好きでもある[6]
    元宅配バイト。「まとめ配送」をすると1階でインターホンを鳴らしてから最後の部屋にたどり着くまで時間がかかるので怒られることもあったこと、集合玄関で配達の順番を考えながら荷物の仕分けをするとマンションの管理人から邪魔がられたこと、宅配ボックスに入れてはいけない荷物が入ってクレームが入ったことなど、週刊誌の記事で思いの丈を話している。中でも辛かったのは不在率の高さであり、カップラーメンを食べようとお湯を入れても再配達の依頼の電話がかかってきて配送に出かけ、帰った時に伸びきったラーメンを食べることがままあったという[7]
    LesMills公認 CXWORXインストラクターの資格有り[2]
    中学生時代にダウンタウン松本人志に憧れ、お笑い界を目指すようになる[6]
    コンビ結成以後に2013年5月、2015年2月の2回入院、闘病生活を送る。この時に、世界で70人しかいない奇病持ちであることが判明する[3]
    フレンチぶる結成前は、コンビ「笑納言」(ワタナベエンターテインメント所属)で活動[1]
    ネタの内容と傾向から、よく“オネエ”と言われるが、否定している。また、下ネタは嫌いとのこと[8]
    加藤ミリヤのファン。自分たちの「オールナイトニッポンR」(ニッポン放送)でも「クイズ加藤ミリヤ!」というコーナーを設けたほどである[9]
  • 大西 翔(おおにし しょう  (1991-02-09) 1991年2月9日(33歳) - ) ツッコミ担当、立ち位置は向かって右
    神奈川県川崎市出身[2]
    身長173cm、血液型O型[2]
    法政大学卒業[6]
    趣味はプロレス観戦、読書、ギター演奏、スーパー銭湯巡り[2]
    特技は手品[2]カードマジック[8]
    新選組検定三級、実用英語技能検定準二級、日本漢字能力検定準二級、サウナ・スパ健康アドバイザーのそれぞれの資格を持つ[2]
    小学生の頃から教室でコントを披露しており、本人曰くクラスの人気者的存在だったとのこと[6]
    フレンチぶる結成前は、コンビ「ナンバーサーティーン」(ワタナベエンターテインメント所属 2011年11月30日結成、2012年9月解散)で活動[1](この当時の相方は、元・なんぶ桜の中野孝康)。

略歴[編集]

2012年10月13日、ワタナベコメディスクール14期生の同期生同士である、元笑納言の加瀬部駿介、元ナンバーサーティーンの大西翔の二人によって結成[1]。なお、二人ともそれぞれの前コンビ時代まではワタナベエンターテインメントに所属していたが、それぞれのコンビが解散した後は二人ともワタナベを退所[10]

2013年5月、加瀬部が血が止まらなくなる原因不明の病気[注 2] に罹患して入院、2カ月間活動休止[3]

結成以来フリーで活動していたが、2013年11月にケイダッシュステージ所属となる[1]

2013年12月、「新人内さまライブ チャンピオン大会」の初代チャンピオンとなる[11]

結成当初のコンビ名は全て片仮名書きの「フレンチブル」だったが、2014年11月に「ブル」のみ平仮名書きの「ぶる」にして、現在の「フレンチぶる」に改名[3]

2023年1月25日をもって解散[12]。お互いの考えにズレが出始めたなどのことが解散の理由ということである[13]。加瀬部はピン芸人「SHUNSUKE」として活動し[14]、大西はYouTuberへの道を目指すという[13]

芸風[編集]

主にコントボーイズラブを取り入れたコントを持ち味としている。ネタは基本的に加瀬部が作っている。「タモツとイッペイ」「風呂焚き人と坊っちゃん」などのネタを持つ[8]。ネタは映画などからヒントを得て「人の悲しいシーン」「ありがた迷惑」など色々な状況を着想して作り、それらのネタの面白さを大西が判断してネタを完成させて行くなどのスタイルをとっている[11]。加瀬部が「愛」という言葉が好きでもあることから、愛に包まれたネタ作りを目指しているという[6]

漫才もすることがあり、その際は加瀬部がロマンティックな言動を取り続けるボケを担当し、大西がツッコミを担当する。

出演[編集]

テレビ[編集]

ラジオ[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 高校生、大学生時代にアメリカンフットボールをやっており、高校生時代には神奈川県選抜メンバーにもなった[6]
  2. ^ 後にコンパートメント症候群と診断される。

出典[編集]

  1. ^ a b c d e 芸人名鑑「フレンチぶる」
  2. ^ a b c d e f g h i j k #外部リンク節掲載の「公式プロフィール」参照
  3. ^ a b c d 当然ぶる”. フレンチぶる大西のPlease 翔 Me!!ブログ (2016年12月27日). 2017年3月28日閲覧。
  4. ^ 加瀬部駿介Facebook「加瀬部駿介さんの自己紹介」
  5. ^ フレンチぶる加瀬部twitter 2016年7月20日
  6. ^ a b c d e f 型にはまらない、演劇的なコントで勝負するフレンチぶる”. サンケイスポーツ (2016年5月23日). 2017年3月28日閲覧。
  7. ^ 週刊女性2017年6月27日号
  8. ^ a b c 本能Z 2016年5月25日”. gooテレビ関西版 (2016年5月25日). 2017年3月28日閲覧。
  9. ^ a b 3月25日(土)深夜3時からは、フレンチぶるのオールナイトニッポンRを生放送!”. ニッポン放送 (2017年3月19日). 2017年3月28日閲覧。
  10. ^ 芸人ぶる”. フレンチぶる大西のPlease 翔 Me!!ブログ (2013年11月26日). 2017年3月28日閲覧。
  11. ^ a b 初代「内さま」王者フレンチブル、新人ライブ第2期に闘志”. お笑いナタリー (2014年2月21日). 2017年3月28日閲覧。
  12. ^ https://twitter.com/dekabokuro/status/1618204586048913411”. Twitter. 2023年1月25日閲覧。
  13. ^ a b c 2023年2月25日放送 16:00 - 17:00 日本テレビ 最初にかえるひと”. TVでた蔵. ワイヤーアクション (2023年2月25日). 2023年2月26日閲覧。
  14. ^ https://twitter.com/dekabokuro/status/1701064031803731970”. X (formerly Twitter). 2023年10月1日閲覧。
  15. ^ 2020年11月13日放送 20:00 - 21:55 フジテレビ でんじろうのTHE実験SP”. TVでた蔵. ワイヤーアクション (2020年11月13日). 2020年11月13日閲覧。
  16. ^ 大西 翔 [@sho_nishi] (2023年2月23日). "【フレンチぶる 最後の告知】". X(旧Twitter)より2023年2月26日閲覧
  17. ^ 加瀬部駿介 [@dekabokuro] (2023年2月24日). "明日、フレンチぶるとしての最後の動画が放送されます". X(旧Twitter)より2023年2月26日閲覧
  18. ^ 三四郎がANN初笑い4時間SP担当、一般人や若手芸人から次世代スター発掘”. お笑いナタリー (2016年12月28日). 2017年3月28日閲覧。

外部リンク[編集]