フレンジー
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| フレンジー | |
|---|---|
| Frenzy | |
| 監督 | アルフレッド・ヒッチコック |
| 脚本 | アンソニー・シェーファー |
| 原作 | アーサー・ラ・バーン |
| 製作 | アルフレッド・ヒッチコック |
| 出演者 | ジョン・フィンチ バリー・フォスター |
| 音楽 | ロン・グッドウィン |
| 撮影 | ギル・テイラー |
| 編集 | ジョン・シンプソン |
| 公開 | |
| 上映時間 | 116分 |
| 製作国 | |
| 言語 | 英語 |
| 製作費 | $2,000,000 |
『フレンジー』(Frenzy)は1972年公開されたイギリス映画であり、スリラー映画の巨匠アルフレッド・ヒッチコック監督の最後から2番目の作品。久々に故郷のイギリスに戻って撮影し、評価を落としつつあったヒッチコックの復活作と評された。
原作はアーサー・ラ・バーンの小説"Goodbye Piccadilly, Farewell Leicester Square"。
目次 |
あらすじ [編集]
注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。
ロンドン。かつて空軍で英雄だったが現在はうらぶれた生活を送っているリチャード・ブレイニーは、離婚した妻のブレンダが絞殺される直前に会っていたため、ネクタイを使った連続殺人の容疑者として追われることになる。しかし犯人はブレイニーの友人ラスクだった。ブレイニーが逃亡を続ける間もラスクは犯行を重ね、ついには自分の罪をまんまとブレイニーに着せてしまう。事件を追っていたオックスフォード警部は逮捕されたブレイニーの態度を見て釈然としないものを感じ、再調査の結果、ラスクが真犯人と確信する。そこにブレイニーが脱走したという報が。オックスフォード警部は、復讐に向かったに違いないとラスクのアパートに急ぐ。そこで見たものは…
キャスト [編集]
| 役名 | 俳優 | 日本語吹き替え | |
|---|---|---|---|
| TV版 | BD版 | ||
| リチャード・ブレイニー | ジョン・フィンチ | 内海賢二 | 小杉十郎太 |
| ロバート・ラスク | バリー・フォスター | 穂積隆信 | 野島昭生 |
| ブレンダ・ブレイニー | バーバラ・リー・ハント | 水城蘭子 | 幸田直子 |
| バブス・ミリガン | アンナ・マッセイ | 野沢雅子 | 岡本麻弥 |
| オックスフォード刑事 | アレック・マッコーエン | 大木民夫 | 谷口節 |
| オックスフォード夫人 | ヴィヴィアン・マーチャント | ||
| ヘッティ・ポッター | ビリー・ホワイトロー | ||
主な受賞歴 [編集]
ゴールデングローブ賞 [編集]
演出 [編集]
- 冒頭、空撮のテムズ川 → 公害から開放されるテムズ川についての演説 → ネクタイ殺人の死体発見といった一連のシーンは、『サイコ』の冒頭でも挑戦していた「全体から細部へ」の映像作りを更に洗練された形で実現している。また、ブレンダ殺害、それに続く秘書の死体発見シーンや、バブスがラスク家に入った後の緊迫感あふれる長回しなど、ヒッチコックは随所に演出力を発揮している。
- ブレンダ殺害後、その眼が極端なクローズアップになる。このときヒッチコックは瞳孔散大剤入りの目薬をブレンダ役のバーバラ・リー・ハントに差させ、瞳孔を死者のように広げている。これは『サイコ』のシャワー殺害後のジャネット・リーの眼が同じようにアップになった際、瞳孔が閉じているとの指摘を受けたことに対する「反省」からである。
- 主人公の珍妙な格好から、逃亡中の手配犯だと気づくホテルマン達の反応、ジャガイモを満載したトラックの荷台で死体からタイピンを奪い返そうとするラスクの奮闘、食事をする警部に殺人の生々しい話をして食欲を失わせるとぼけた雰囲気の妻など、随所に散りばめられたユーモアが物語にヒッチコックならではのスパイスを効かせている。
ヒッチコックの登場シーン [編集]
- 冒頭、テムズ川の河畔で行われている演説の聴衆として登場。
- 「予告編」では、その聴衆の指差す先のテムズ川に、ヒッチコック自身がプカプカと仰向けに浮いて登場する(もちろん作り物)という破天荒なものだった。
外部リンク [編集]
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