フレドリク・ウレーン

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フレドリク・ウレーンFredrik Ullén, 1968年 ヴェステロース – )はスウェーデンヴィルトゥオーゾピアニスト。本業は精神科医である。

ストックホルム音楽大学にてグンナル・ハルハーゲンやイレーネ・マンハイマーらに師事。その後ヘルシンキシベリウス音楽院にてリーサ・ポホョラにも師事した。

BISレーベルの専属アーティストとして、リゲティピアノ曲全集や、ショパンの《子犬のワルツ》のトランスクリプション集を発表してきた。現在は、ソラブジの《超絶技巧練習曲集》の録音が進行中であり、その一部が発表されている。全集として完成した場合、これは今のところ最初のソラブジの《超絶技巧練習曲集》の全曲録音となる。発表された音源はいずれも評論家から高く評価されており、今後はシュニトケペルトアイヴズのピアノ曲全集を録音する計画である。

リゲティを録音していることからもわかるように、ウレーンは現代音楽に深い関心を寄せており、また演奏する対象が複雑であればあるほど、また困難であればあるほど意欲的に対象に取り組んでいる。また、アメリカの作曲家、ジョージ・フリンの2時間に及ぶ連作《三位一体(Trinity )》のような、集中力の持続を求められる超大作を好む傾向も顕著である。

演奏家としての活動に加えて、医師としての立場から、音楽についての科学的な研究にも興味を寄せている。

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