フルルビプロフェン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
フルルビプロフェン
Flurbiprofen
IUPAC命名法による物質名
(RS)-2-(2-fluorobiphenyl-4-yl)propanoic acid
臨床データ
胎児危険度分類 C (), B2 ()
法的規制 POM
投与方法 経口
薬物動態的データ
血漿タンパク結合 > 99%
代謝 肝臓 (CYP2C9)
半減期 4.7-5.7 時間
排泄 腎臓
識別
CAS登録番号 5104-49-4
ATCコード M01AE09 , M02AA19

, R02AX01 , S01BC04

PubChem CID 3394
DrugBank APRD00753
KEGG D00330
別名 (±)-2-fluoro-α-methyl-(1,1'-biphenyl)-4-acetic acid
化学的データ
化学式 C15H13FO2 
分子量 244.261 g/mol
物理的データ
融点 117 °C (243 °F)

フルルビプロフェン: Flurbiprofen)は化学式C15H13FO2で表されるフェニルアルカン酸誘導体の一種。非ステロイド性抗炎症薬として、関節炎による痛みの緩和などに用いられる。

一般的な性質[編集]

白色の結晶性粉末で、弱い刺激臭がある。メタノールエタノールアセトンジエチルエーテルに易溶、アセトニトリルに可溶、に難溶。鏡像異性体があることが知られている[1]

作用機序[編集]

プロスタグランジン生合成酵素であるシクロオキシゲナーゼ阻害作用により、消炎・解熱・鎮痛作用を均等に持つ。フルルビプロフェンを含む貼付薬が、アドフィード(リードケミカル科研製薬)、ステイバン(トクホン吉富製薬)、ゼポラス(三笠製薬)の商品名で、内服薬がフロベン(科研製薬)の商品名で販売されている。内服薬は胃腸症状などの副作用が生じることがある。プロドラッグとしてのフルルビプロフェンアキセチルは1992年に、がんの鎮痛などを効能として承認され、ロピオン注(科研製薬)などの商品名で静脈注射用脂肪懸濁液が販売されている[2]

脚注[編集]

  1. ^ ゼポラスパップ添付文書(三笠製薬
  2. ^ フルルビプロフェンアキセチルと痙攣 (大学病院医療情報ネットワーク)