フランス共和国保安機動隊

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フランス共和国保安機動隊隊員

フランス共和国保安機動隊(フランスきょうわこくほあんきどうたい 仏:CRS, Compagnie républicaine de sécurité 英語ではRepublican Security Companie、共和国保安中隊群)は、フランス国家警察における暴動対策部隊・機動隊1944年に創設され、1948年に暴動対策部隊として再編制された。

CRSの主な任務は、雑踏警備と暴動の鎮圧、治安の回復にある。フランスではデモ活動が活発であるが、その警備・鎮圧に際し、デモ参加者と衝突することもよくあり、その物理的な鎮圧方法には非難もある。1977年7月に行われたフランスの高速増殖炉スーパーフェニックス建設に対する反対デモの鎮圧時には、死者と100人以上の重軽傷者を出した。

警備任務のほかには、交通取締りや水難救助も行っている。

CRSは、フランス国家憲兵隊機動憲兵と似た任務であるため、間違われやすい。制服は紺色で赤色のCRSの文字が入ったパッチをしている。なお、機動憲兵は黒色の制服である。

日本のテレビドラマ「西部警察 PART-III」の最終回では冒頭にこの部隊が登場し、国際テロリズムの中心と見られている男を射殺している。また、フランス映画「TAXi」ではラストに出てくるダニエルのフォーミュラーカーのスポンサーとなっている。