フライングゲット

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フラゲ から転送)

フライングゲットは、ゲームソフト・漫画・音楽CD・パソコン用パーツなどの商品を、メーカー側の指定する正規の発売日より1日以上早く購入する(ゲットする)行為を、指す俗語インターネットスラングの一つである。

単にフライング(さらに略してフラゲ)、または早売り早バレ(早く買う+内容をばらすの略)とも呼ばれる。購入側からではなく販売側から見た場合には、「フライング販売」などと言われる。

[編集] 概要

商品を発売日より早く入手する行為を競技における不正スタートを意味する「フライング」になぞらえて表現している。なお本来の「フライングスタート」には不正スタートの意味はなく、「不正」といった意味で使うのは和製英語的用法である。

フライングゲットには何らかの理由で流通段階で小売店あるいは問屋に早期に商品、もしくはその一部が流出することが前提となる。この背景として、雑誌など入稿から発売までの日程が逼迫している場合には印刷所から輸送に時間を要する遠隔地向けに印刷されたものの一部が出回るとされる。一方CDやゲームソフトなどの生産に時間や手間を要する商品の場合、早期に生産され納入されたものが出回ると考えられる。

このような行為がメーカーや流通下に通報された場合は、メーカーとの取引契約破棄や作品の取扱量を減らされるなどのペナルティが課される場合がある。

ただしメーカー公認のフライングゲットも存在する。例えばメーカー直営のオンラインショッピングで購入した場合、発売日の前日に到着させるなどのケースもある。これは、小売店ではなくメーカーから直接買い付けてくれたユーザに対する恩恵や特典の意味合いがあるものと思われ、特にアダルトゲームの通販で多く見かける(他にも、消費税と送料を合わせた金額をメーカー希望小売価格にまで値引きするなど、実質的な大幅な値下げを行うこともある)。『ぼくは航空管制官』シリーズにおいては、新作発表時、過去リリースした作品の登録ユーザーに対して専用のオンラインショップを開設し、そこで購入したユーザーが発売日前にソフトを入手できるようにしている。他にも雑誌のタイアップ企画などで、発売日前日に配送されることを売りにした懸賞が行われることがある。

フライングゲットされた商品・コンテンツは著作権を侵害され、違法コピーや違法アップロードの対象となることがしばしばある。雑誌記事などをスキャンしてウェブサイト上などで不特定多数へ公開することも同様である。2007年5月には発売日前の漫画雑誌の内容をWinnyにアップロードしたとして、購入者が著作権法違反で逮捕された[1]

[編集] 脚注